私達はこれからも『文学』を歩いていく。
こちらの企画に拙作「堕落と芸術」を追加させていただきました。詩集です。
規定など見落としがあったらすみません。企画名やお名前を間違えているかもしれません。すみません……このノートを少し急いで書いているので……。
あと推敲が甘い(というかほぼ書いたまま出している)ので確実に至らないところがあります……コンペ用ではないということで、許していただきたく。もちろんご指摘はありがたくいただきますが。
こちらの企画、「なにかの『文学作品』に影響を受けて書かれた作品」というのが募集内容でした。
私の作品は明確にあてがきをしたわけではありません。ですから、もしかしたらこの企画の趣旨とは合わないかもしれません。
しかし私の作品は、私自身が見てわかるほどにある詩人の影響を受けています。中原中也です。
先生の詩より心にすっと入ってきた、同化した詩はありませんでした。若く青く、切なく美しい詩。あまりに自分の作品が近づきすぎてしまうので、他の詩人の作品も取り込もうと何冊か詩集を開きました。でも、先生ほどに親和性があるものは他にないのです。
ランボオの散文詩のいくつかは、少し先生に近いものがありました。フランス詩人は先生も好んでいたので、交わるところがあるのでしょう。
しかし海外の作品は一度翻訳が挟まっています。元のことばとはどうしても違ってしまうのです。そのため日本の詩人にそうした美しさを探しているのですが、今のところ先生に並んではきません。
少し脱線したというか、話の着地点を見失ったというか。とにかく赤裸々に話せばこういうわけになります。