第4回イベント「救いのない短編集作家はこちらにお集まりくださーい」にご参加くださいました先生方、誠にありがとうございました。
どの短編も救いがなく、短い文章の中にも、ハッとするような着眼点や表現があり、大変勉強になりました。
短編で、しかも救いのない物語を書くことは、誰にでも出来ることではありません。もちろん、長編でハッピーエンドを書くことも素晴らしいです。ですが、短い文章の中に、救いのない、報われない、それでいて儚い人生を書くことは、ただなんとなく文章を書くだけでは無理だと思っております。
誰もがハッピーエンドの人生を送りたいと思っていても、誰しも心のなかに闇を抱えているものです。それを文章化し、その中にも人を感動させるものを可視化させた先生方は、素晴らしい才能の持ち主です。
救いのない短編が、もっと読者様の目に触れますように。ちと疲れる題目でしたが、今後とも研鑽を重ねていけるよう、お互い頑張っていきましょう。