こんばんは。
昨日書いた近況報告、その舌の根も乾かぬうちに、今回の3周年記念選手権にて描いた10の作品を振り返ってみたいと思います。
忘れてしまうので。
昨日も書きましたが、自分の為の備忘録の意味合いが強いです。
基本スルーして頂ければと思います。
KAC1.『月の夜とラブレター』ーお題「切り札はフクロウ」
まだ長編「異世界通いと契約ヒロイン」しか作品の無い時です。
お題を貰って短編を書く。
新参者にはもってこいのイベントでは無いですか。
少し考えてみましたが、なんとかフクロウの鳴き声と相づちの「ほう」を掛ける事で光明が見えました。
読んで頂いた方にはお分かりだと思いますが、叙述トリック的なアプローチで挑みました。
なかなか初の試みにしては気持ちよく書けたのかな、と。
調子に乗って、気付けばそのまま皆勤です。
なんにしろ、この作品が描けた事で、そのまま次に進む事が出来ました。
全ての始まりとなった作品です。
あまり読まれていませんが、今後ずっと私にとっては宝物みたいに後生大事に抱えていく作品なんだと思います。
KAC2.『飼い慣らされたゾンビは、人並みの夢を見るか』ーお題「二番目」
KAC1で調子に乗ったまま、書いた作品。
この前に、モンスターサイト「小説家になろう」さんで某作家さんが主催のアンソロジー企画にも参戦しました。
お題に沿って作品を書く楽しさを覚えてしまったのでしょう。
この作品では高校生二人のボケとツッコミという会話劇を書けて満足でした。
しかし、この作品を書く事によって、知らず自身の創作論的な物に、意図せず向き合っていく事になろうとは、このときには思いもしなかったのです。
――続く