最近、以下の3つの作品を公開しています。
・上総介菅原孝標は源氏物語推しの娘に日記でも書かせることにした
・勝って兜の緒を締めよ、締める兜があるならば
・オルカトレーナー小湊サツキと地方銀行員の水原ホタル
この3作品にはすべて共通点があります。それは、全て、下総国か上総国、つまり総国(フサコク)が舞台となっているのです。
実はこれらは「第4回更級日記千年紀文学賞」に応募した作品(結果は落選)で、元々は一つの作品でした。
本来の構想では、総国内に樹齢1000年の松があるという設定にして、菅原孝標女、北条氏康、小湊サツキなどが未来と過去のつながりを紹介していくような作品にしたかったのですが、いかんせん、いろんな要素を入れ過ぎてしまって、結果として読みにくくなってしまいました(そこらへんが落選理由なのでしょうと思っています)。
カクヨムでの公開に当たっては、3分割ににしたうえで、それぞれ加筆・修正し、できるかぎり読みやすい内容になるようにしたうえで公開しております。