キャラクター化するとは、
本質は点の集合したカオスである1つの個体を、
わかりやすいように線形で単純化し、解像度を落としたものである。
多くの人に広がり、親しみやすいというメリットはあるが、
ミクロなその個体の複雑な構成要素は排除されるので、本質を投影出来ない。
演技やアニメ、漫画でどんなに巧みに表現出来ていても、
相手にわからせるように作る以上、その重力からは逃れられない。
エンターテインメントに溢れ、それに慣れ親しんだ僕らの視界は、
目の前の現実の1人を捉える時に、キャラクターとして捉えようとしてしまう。
その方が都合がよいし、解像度を上げすぎてしまえば会話が出来なくなるから。
それが悪いとか、良いとかそんなことは言わない。
メリットとデメリット、両方知って、
それから僕はそれを活用することにしてるというだけ。
メリットしか提示できないものを、僕はあまり信用しないから。
そういうことを知って、尚遊びましょうということ。