ツイッターで一時期公開していた、「どれいくんとおおきなご主人様」の前半部分です。
ローマ帝国初期、五賢帝のちょっと前くらいの時代背景を想定した世界観です。
ローマ帝国といえば、元老院による共和制と貴族政を経て元首政、そして専制政治へと至った、古代世界史において燦然と輝くメジャーな存在です。その歴史の陰には、こんな物語に似たような小さな支流もあったんじゃないか。
そう思って書きました。
と書くと綺麗な動機のようですがそれは実のところ後付けで、要は自分にとって好きな要素を詰め込んだだけです。脱走した少年奴隷と元兵士のご主人様の依存関係とかめっちゃ尊くないですか(鼻息
何はともあれ、拙作をよろしくお願い致します。