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短編を執筆している


世間はクリスマスだお正月だカウントダウンだと慌ただしくも浮かれている中、Instagramにアップするような実績解除も無いままあくせくと虚しい執筆作業に励んでいる可哀想な方々というのは皆さんのことだが、ラーメンにニンニクを入れすぎた結果、お腹がピーピーになってその翌々日に高熱を出す可哀想な人とはぼくのことだ。

近況報告と言えばその程度なのだが、その程度なのが非常によろしくない。

2018年を振り返ってみるとぼくは本当に何も書いていない。

夏だか秋だかにふと気が向いて今楽を更新したはいいがいつものように何らかの理由でやる気を損ねてスマホゲーだのなんだのにうつつを抜かしていた結果、今年の活動は本当にそれだけで終わってしまった。

ドッペルくんは今年の3月だったか去年の3月だったか、まぁどっちでもいいや。

このままだと2019年も大した成果なく傷病手当金を貪る一年となりそうなので、自分の尻に火を付ける意味も兼ねてここに新作執筆中の旨を記することとしておく。

恐らく短編になる。2作だ。

1作目のタイトルは「社林くん」

社林と書いてこそばやしと読む。
ネーミングについては特に意味は無い。高校の時のバイト先にいた変わった名字の子からそのまま拝借してきた。

主人公である「わたし」が、ある日所謂陰キャと言われる、皆さんとよく似た性質を持つクラスメイトの男の子社林くんと、窓のない部屋に閉じ込められる。
部屋の中心には爆薬が積み上げられていて、御誂え向きに壁にはタイマーが。
そんな状況下、「わたし」は冴えない社林くんの耳に無数のピアスがついていることに気付いて……

まぁありがちと言えばありがちだと思う。
一時期ツイッターでよく見た、セックスしないと出られない部屋のセックスしても出られない版だ。

2作目のタイトルは「愛が滅びた日」

七ツ釜通りに入ってすぐにあるバー「シェリー」で毎夜ギターを弾き語る青年タツは、ミムケンを始めとする常連客達に囲まれて、曲が売れない葛藤に悩まされながらも幸せだった。

ある日タツは自分を取り巻く周囲の目線の変化に気づく。
流行りの曲に縋るしかなかった自分に、一人また一人と客がついていた。

世界的な大恐慌の煽りを受けて、この国は立ち上がる為の、何かしらの引き金を求めていた。

これは一人のギタリストが、荒んだ世間の生贄として差し出されるまでの話。

この話は別にセックスしなくても部屋から出られる。
正直書き切れるかどうか危うい。

2019年というか、来月末までを目処になんとかお披露目出来たらなと思います。

ネーミングセンスとあらすじを書くセンスをください。

それでは。

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