• 恋愛
  • 現代ドラマ

佐々山薫という人間

https://kakuyomu.jp/works/1177354054896490061/episodes/1177354054896490111
 去年の11月に気が向いてパーッと書いてそのまま放置してたもの。
 現在私は薫さんみたいな髪型になってます。あの時はまだ自分自身のジェンダー観がはっきりしておらず、ずっと長いままでいた髪を切るつもりもありませんでした。今年2月、まあ色々とやらかしまして。その時の禊と、鏡を見る度に感じる違和感との決別の為に、3月に人生で初めて髪を短くしました。服装は……まだ薫さんよりおとなしいですね。
 「佐々山薫」という名前の由来について。「佐々山」はその場で思いついた、普通にいるけど普通すぎない苗字です。『仮面ライダークウガ』が無意識に参照されてるっぽい。「薫」は一条さんよりもカヲルくんの方が頭にあって、定番の名前だけど使い所が難しいので、ここで使ってしまおうと。
 書く予定だった今後と結末の話。ここからの流れは、ただ何度かサークルの活動で色んな所に行って、勇気を出して薫さんに話しかけた一人称の人物が薫さんと仲良くなっていく、というものです。最後は桜のお花見で、2人がサンドイッチを食べながら、こんな感じの会話をする予定でした。
「ねえ、ずっと気になってたんだけど、なんで佐々山さんはもっと趣味が合いそうなサークルじゃなくて、うちに入ったの?」
(薫、アンニュイに髪をかきあげる)「普通の中にいないと自分の異常性が確信できないからさ」

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する