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『揚羽蝶と黙示録』完結にあたって

https://kakuyomu.jp/works/16817330651776499033

電撃大賞向けに書いていた作品をギリギリで完結させました。
最初はちょっとエモい百合を書くつもりが『竜姫士』以上にスケールがどんどん大きくなり、しまいに宇宙が頭蓋骨の隙間からあふれ出してくるような、そんな気持ちで書いておりました。

本作を殺伐百合にしたのは『ウルトラQ』の怪獣ゴメスとリトラに百合を見出し、それを広めたいと思ったのがきっかけです。
ざっくりあらすじを言うと、お互いを殺すために何度も生まれ変わり、相手を殺すと自分も後を追うといった話です。
これは百合でしょう! なんで誰もウルトラQは百合だって言わないんだ!!

そんな気持ちで筆を走らせ、途中イデオンに再ハマりし、シン仮面ライダーを見て、当初より過激な内容になっていきました。

感想は、すげぇ楽しかった。

宇宙を渡り歩いているような気分になり、神話を体験している気分にもなりました。全部自分の頭の中の物語ですが、自分自身「この後どうなるんだ!?」と思いながら書き続け、バッドエンドを標榜していたにもかかわらずそこそこ爽やかなラストで〆という形に変化しました。

ありがとう、紫苑、倖亜。特に倖亜。胃をとことん痛めつけてごめんね。
ゆっくりおやすみなさい。

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