完結したので、感想戦など。
本作は、ヘビー展開で苦しくなった前作からのリハビリのため、気楽に書き始めた小説。
それもあり、第一部は本当に楽しく書けた。あんまり余計なこと考えなかったし。
第二部は、第一部に比べ世界を広げたこともあり、一部、難産だった。旧都に向かうあたりとか。これまでの伏線を生かしつつ新鮮な展開を入れるのに。ただ面白さで言えば、第一部より面白かったと思う。社内陰謀の下りを入れ込んだこともあって。
第三部は、多分、一番うまく書けた。キャラが固まったのと出し惜しみせずに物語をガンガン進めたから、面白さでも最高だったと思う。なんせ冥界から天界まで駆け巡った末、魔族まで出てきたし。