またまた来週、社会見学のボランティアをする事になった。
小学2年生の5人グループで、小学校から少し離れた自転車屋さんまで行き、インタビュー→学校に帰って新聞を作るらしい。
なんだかワクワクする企画だ。
しかし、低学年だからまだまだ大人の目は必要だろう。
なぜなら、彼らはまっすぐ歩かない。(しっかりしている子はシッカリしているが)
旗当番の時に、小学校低学年を得に気にしてみてるが、彼らは常に小枝を拾ったり、石拾いやどんぐりを拾う。時にゴミまで拾っている。
何かを拾わずにはいられないらしい人達なのだ。
女子はまだマシだが、ひそひそ噂話をしてゆっくり歩く女子もいるので声掛けも大変だ。
そんな人達をちゃんと時間内に目的地まで引率できるだろうか・・・ 不安である。
目的地までのルートとか決まってます?大人にも説明あります?と先生に聞くと、子ども達に言ってあるので子どもの後ろをついていくだけでいいらしい。
余計不安なんですけど!!
もう山姥が背負っているような大きな籠に子供たちを入れ、電動自転車で目的地に連れて行きたい気分である。
「グループで探検」で思い出した。
夫の話だ。
小学校5年生の時、各グループで地図を持たされて遠足に行った事があるらしい。(ルートはグループそれぞれ別)
なぜかリーダーの子が「俺らは俺らの道を行く!地図を捨てようぜ!」と言ったらしい。
バカの友達はバカなのか。他のメンバーも捨てたのだとか。(笑)
そして、目的地は明石城跡公園だかどこか・・・だったと思うが、案の定道に迷った。
「すいません。明石城に行きたいんですんけど」
リーダーが責任を持って、通行人に聞く。
通行人は教えてくれたが、なぜだか目的地に付かない。
やがてメンバーの1人が「トイレに行きたい」と言ってきた。
リーダーが、やむを得ず、トイレを借りるために近くにあった家をピンポンする。
すると、なんと。
先ほど道を教えてくれた通行人が出てきたではないか。
状況を察した通行人に助けてもらい(恐らく)明石城に付いた彼らが、こっぴどく怒られたのは言うまでもないだろう。
「なんで地図すてたの?」と先生に聞かれ、リーダーはこう答えたのだという。
「地図を捨てた方が面白いと思ったからです!!」
俺らの道を切り開く!!そんな目的で地図を捨てるという壮大な企画をしたのに、結局大人の手を借りなければ辿りつけなかった・・・
まだまだ自分たちは幼くて無力なのだと、己を思い知った良い経験になったろう。
しかし、地図を捨てた彼は大人になって、起業に成功し、立派に社長として活躍しているのだそうだ。
大学を卒業して就職→数年社会人やって結婚した私や夫から見ると、自分で会社を作るなんて一般的な地図を捨て「俺らの道を切り開く」ような行為だと思う。
そして、凄いと思う。
小学校5年の時、遠足を地図を捨てたその日から、彼は「自分の道を切り開く」への第一歩を踏み出していたのかもしれない。
それを考えると、フラフラ道を歩いている小学校低学年の彼らも、実は将来の「社長」の卵・・・なのかもしれない・・・???とか思う私であった。