• 現代ドラマ

「金髪碧眼ロリ巨乳メガネポニーテール美少女がやって来たから、半年で英語やるか!」あとがき

 私は、英語や、世界にある程度以上に普及している言語(中国語、スペイン語、フランス語等)はほとんど誰でも習得できるものだと思っています。他の科目、数学等では人によって向き不向きがあると思いますが、外国語だけは別です。

 一つは、言語というのは誰でも習得できるものだからです。私はごく一部の方を除いて一言語も使えない人とは会ったことがありません。日本に住むほとんどの人は、日本語だけしか使うことができませんが、世界を見れば二つ、三つの言語を使う人間というのはむしろ半数以上を占めるほどです。

 もう一つは、他の言語が絡む何かに一つも興味を持たないという人生を想像できないからです。野球をやっていればメジャーリーグに少しは興味を持つでしょうし、音楽が好きなら他国の音楽が全く気にならないという事はないでしょう。言語を習得しようとする上でモチベーションというものは不可欠でありますが、それはどこにでも転がっているものであり、英語を含めて大学で教えられているような言語であれば、教材もどこにでも転がっているものです。

 この小説は、その誰にでも出来る英語を、誰にでも出来るようになってもらうためにというのを大きなテーマとして書きました。

 誰にでもできるために、「実用的な方法で」「安くて時間をかけずに」「楽しく使える」これらを考慮したやり方を本文中のキャラクター達は実践しています。ほとんどの方法は、多少の脚色はありますが、筆者自身も経験した方法でもありますので、もしも英語という色で人生を着色したいという方がいらっしゃいましたら、おおいに参考になるものだと自負しています。もちろん、人生をどのように色づけるかは人それぞれだと思っていますので、ただ物語を読んで楽しんでもらえたのなら幸いです。

 一つだけ、本文に解説を加えるならば、本文中に出てくるキャラクターは大人の事情で実際の参考書の名前などを紹介していません。そもそも、こう言ってはなんですが世に正解の学び方なんて存在しません。ですので、何かしらの学び方をベースとしながらも、自分のやり方をアレンジするのがいいと思います。

 しかし、一番簡単に英語を習得しようと思ったら、ネイティブの恋人を作るのが一番簡単な方法です。もっとも、その恋人を作るということ自体が、英語を習得することよりはるかに難しいことですので、この作品のヒロインであるジェシーがその役割を担えたら、私にとってこれに勝る喜びはありません。

 以上、読んでくださった皆様に幸がありますように。

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