• 現代ドラマ
  • 歴史・時代・伝奇

改稿の趣旨&完結後の心境など

『爆弾拾いがついた嘘【改稿版】』、お陰様で無事に完結しました。熱いご声援、ありがとうございます!
https://kakuyomu.jp/works/16816452218799657243

今回の改稿は、物語を予感させるインパクトを冒頭に置くことが目的でした。思い入れのある作品ながら、旧バージョンでは1話目での読者離脱(ブラバ)が目立ったためです。

改善案として、
・不発弾処理シーンを早めに出す
・爆発を起こして誰か死なせる
という2つの案をとある方々からいただいたものの、設定やストーリーに組み込める気がしないまま約9ヶ月。考えては行き詰まり、他の作品ばかり書いていました。
そんなときに浮上したのが、この「電撃の新文芸2周年記念コンテスト ―― 編集者からの4つの挑戦状 ――」。【熱い師弟関係】というお題に、これは呼ばれている、と思いました。この改稿をやり遂げてこれに出せというお告げだと。

ちょうどノッてきたところだった純文中編を中断し、この改稿に全振りすること1ヶ月半。完結を迎えてみると、あれほどの難題を何とか形にできたのだと驚く一方、実は簡単なことで悩んでいただけなのではという脱力感も覚えました。
(私の主観に照らして)急激に安っぽくなるのではという懸念に反し、作風を維持できたのも驚きでした。ただ、それがいいのか悪いのか、自分では判断しかねています。

一つの収穫として、主人公のメンタリティに一本芯が通った気はしています。少なくとも旧バージョンよりは良くなったのでは、と。ただし、エンタメの理想の構成には落とし込めていないかもなあ、という反省もあります。その辺りはこれからまた勉強ですね。

ご新規様も、元バージョンをご存じの方も、お時間の許す範囲でぜひ率直にご感想をお聞かせください!

連載中から応援してくださっていた方、今読んでくださっている方、本当にありがとうございます。何より励みになります。

新作も地道に準備していきますので、どうぞご期待ください!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する