現在連載中の処女作です!
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闇の魔女騎士と光の魔女姫
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https://kakuyomu.jp/works/16817330657351336330最新話:第66話 エドワルドという男
https://kakuyomu.jp/works/16817330657351336330/episodes/16817330657772689016小説のあらすじ
妖精に愛される国で妖精から忌み嫌われる一族に生を受けたルナセリア。
彼女は恵まれた魔力量と特殊な事情から騎士を目指す中、とある事件をきっかけに生涯の主となる第二王女フローリラに出会う。
その10年後、誰もが認める騎士に成長したルナセリアだったが、隣国からフローリラが理不尽な理由でその身を狙われていることが判明し、彼女の筆頭近衛騎士として主を守るためにさらなる成長を求められる。
これは魔女騎士と魔女姫が己の幸せのために奮闘する物語…
「帝国が、フローリラにちょっかいをかけ始めるそうだ」
「ならばよろしい、戦争だ」
訂正しよう。
魔女姫と最強の保護者(モンペ)たちの奮闘記である。
◇◇◇
以下、最新話から抜粋
◇◇◇
転移した先はアスタルの部屋だった。
彼の荷物に私の騎士服が入っていることを考慮してのことだろう。誰もいないのでそのまま着替えに使わせてもらうことにした。
紺地の騎士服に袖を通すと、辺境伯領に来てから初めて呼吸がきちんと出来たような気分になった。
まとめていた髪も解き、後頭部の高い位置で結び直す。
紫のタイを着けるか迷っていた時、王国騎士団の紋章が目に留まる。この紋章の刺繍はフローリラが刺してくれたものだ。
不意に出立前に命じられた彼女の言葉を思い出した。
『汝、女神の御心の元に邪を懲らしめ、無垢たる者の善を守らんがため、剣を振るうことを許します…そして汝の在るべき場所へと必ず帰還することを誓いなさい』
「…女神の御心のままに」
私は小さく誓いの言葉を口にするとタイを身に着け部屋を出た。
そのままルスラン様の元に向かう。
屋敷の中に使用人たちの姿は無く、静寂に包まれていた。
途中で侍従長のサイモンと侍女頭のコーラルの姿を見つけたので声をかけた。
二人は私の姿を見てすぐに状況を察した。
「ルナセリア様、旦那様はお部屋です」
サイモンがルスラン様の居場所を口にし、コーラルはその隣で頭を下げた。
私は二人に礼を言うとその場を離れた。
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