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タイトルの前に「駄作」をつけました。

どうも、名無之です。二日連続での投稿です。

 おそらく、僕のこの近況ノートを読んでいる方は小説を書かれている方が多いかと思いますが、皆さんは何年くらい書いているでしょうか?

 一年? 二年?
 それとも十年以上?

 人によってさまざまだと思いますが、特に長年小説を書いている人だと初期の自分の作品を読んでどう感じますか?
 多くの場合、「うわ〜、恥ずかしい!!」と思うのではないでしょうか。誰しもが初めから名作を作れるわけではないと思います。僕らも漏れなくその一組です。

 けど、公開当初はそうは思っていないわけです。「この作品は名作だ」「これでみんなをギャフンと言わせてやる!」そういう思いをこめて作品を書き、公開しているんです。
 なので、いま見返して「うわ〜、恥ずかしい!!」と思っても、当時の気持ちに懐かしさも覚えてしまい、消すことができていませんでした。
 しかし、新しく僕らの作品を読んでくれるユーザーが僕らが読んでほしい作品を読んでくれるとは限りません。「名無之権兵衛? 面白そうなペンネームだな、どんな小説を書いているんだろう……げっ! なんだ、これは! とんでもねえ駄作じゃねえか! 全然おもしろくねえ、二度と読まねえわ」なんてユーザーも多数いたと思います。
 一方で、過去の作品を消してしまいたくない思いもある。先ほども言った通り、その時の情熱すらも消してしまいそうで嫌だからです。

 そこで、僕が読んで「うわ〜、恥ずかしい!!」となった作品のタイトルに「駄作」と付けることにしました。そうすれば良作に触れたい人は「駄作」を読まず、僕らが読んでほしい作品を読んでくれますし(そこで悪かったら僕らが悪いです、ごめんなさい)、「駄作」を読もうという人は「よし、『駄作』を読むぞ」と息巻いて読むことができます。
 特に僕らと同じ名を挙げたい小説家志望の方にはとてもいい勉強になると思います。確かに、小説の腕を上げるコツは良作にたくさん触れることですが、時には駄作も見なければいけないと思うのです。駄作を見て、何がダメなのかをしっかり批評できる。それができるとできないとでは、成長の速度が違いますからね。ぜひ、僕の作品を踏み台にして学んでほしいと思います。

 と、いうわけで、今日は一部の作品のタイトルの先頭に「駄作」とつくよ、の話でした。

 それでは。
 

1件のコメント

  • るしあんさん、こんにちは。
    たしかに、「⚪︎作目」と書くのも一つの方法ですね。
    いいと思います。

    お互い頑張りましょう!
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