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「雨音は鳴りやまない」連載開始からとっくに一年経っていました。

こんにちは。ナナシマイです。

投稿した小説一覧をぼんやり眺めていたら、気づきました。
……あれ、「雨音は鳴りやまない」連載開始から一年経ってる!!
九月二十六日が公開日ですから、記念日からひと月ほど過ぎてしまいました。
一年間も書き続けたお話は初めてなので、なんだかドキドキしてしまいますね。というか、なにかすれば良かったな……。とりあえず八月に作成した表紙画像を置いておきます。

そして応援してくださる皆さま、こっそり覗いてくださる皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます!



せっかくなので書き始めたきっかけでも書いておきますね。
実は構想自体は「君と旅をするために」を始める前からありまして。ただ、そのとき考えていたものは自分で面白いと思えなくて、ボツにしたんです。

さらにさらに実は、当時書きかけていたデータが残っていまして。
主人公のレインは今のレインより三回りくらい軽いノリだし、舞台は身分制度のある帝国。シルカルとヒィリカにあたる人物は、その属国のトップ。つまりおうz
元の世界へ帰るという目標を持って行動する、という主軸は変わらないものの……なんというか、マクニオスを生み出せて良かったなと思います。

そんなこんなでボツにしたものの、いつか音楽×異世界転移はやってみたいなと思っていて。ツイッターでぽろっと呟いたんですよ。
本当に独り言だったのでなんの反応もなかったのですが、そこからあれよあれよという間に世界観が固まり、あれ、これなら面白いんじゃないかとなりました。

ツイッターで呟く、大事。
なので、やりたいこととかちゃんと呟くようにしています。


あとそうですね、「せっかく」ついでに、書きかけから消えた身分制度に関わる話でも。
マクニオスには身分制度がないどころか、上下関係が希薄です。第三章「聖地としてのマクニオス(2)」でも言及しています。
これをどうにか表現したくて、作中ではなるべく上が強くて偉いみたいな印象がないようにしているんです。

たとえば、中心が大事という考えかた。わかりやすいのはマクニオスの中心にある巨大な木や、各土地の中心にある神殿ですね。それから建物(木ですが)で重要な部屋は中階層にあります。家でいえばシルカルの部屋が真ん中にあって、レインの部屋はいちばん上です。
あとは些細なことで男性の年上の家族に対する呼称とか。兄上、父上、と呼んでもおかしくない世界観ですが、兄様、父様です。偉いは上にない。

こういうところも楽しんでもらえたらなと思います。



はい、ということで軽く振り返ってみました。
このままのペースなら二周年を迎えることなく完結しますので、ご安心(?)を。次の長編はなににしようかなぁとメモを眺める日々です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは。

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