私の好きな漫画はどれもこれも血生臭いものたちばかりで、例を挙げるなら『シグルイ』とか『なるたる』とか、『狼の口』などですが、
最近、これらの漫画に共通点をみつけたのです。『グロテスク』『残酷』『悪趣味』、そして今回気が付いたのは『私とは違う価値観や共感できない理由で殺し殺されている物語』だということ。
いわば蟲毒です。キモい虫たちが殴ったり蹴ったりしあっているのを「うわぁ」とつぶやきながら見るのが好きなのです。
ということで、そんな行動原理のキャラを書いてみようかなと、とある小説に本腰を入れ始めました。この1カ月、ジャンルもばらばらな小説を4作品ほどちょいちょいと合計で10万文字ほど書いてみましたが、その「うわぁ」が一番しっくりきました。読者さまにウケるかは別として。
古代ローマっぽい異世界で、なにやら奇形な『お嬢様』が剣闘士としていろいろ斬ったり斬られたりするお話です。よろしければどうぞ。
悪鬼お嬢さま、異世界で剣闘士になる。
https://kakuyomu.jp/works/16818093088158563233