ごきげんよう、斉藤なめたけです。
Web版【ライラック色の少女たち】を最後までお読みくださり誠にありがとうございます。
Web版はこちらで完結ですが、電子書籍版では3巻以降も引き続き執筆を行なうつもりですので、もしこの作品を気に入っていただけたのであれば、お手に取っていただけると嬉しいです。
リンクを直に貼るのはマズそうなので斉藤なめたけのTwitter固定ツイートから飛んでいただければと。
そして過去の刊行作品も、Web版では非掲載の話がいくつか載っておりますので、こちらも是非よろしければ。
内容はだいたいこんな感じになります。
①【子夜風月のささやかな愉悦】
【第十章 友としての誓い】の後の話になります。
もともと第一巻の外伝2の話になっており、Web版では飛んで外伝3になっているのは、この話を掲載しなかったためです。
内容は第六章で関係が大きく変わった後の、黎明と風月の物語になります。風月はもはや主人に対して牙を隠そうともせず、繰り広げられた愉悦も果たして「ささやか」で済んでいるかどうか怪しいところがあります。
②【沙織子おねーさん奮闘記】
第十二章と第十三章の間の物語です。
ゴールデンウィーク中に沙織子おねーさんが鼻血グセを克服しようと思い立ち、ルームメイトの都丸千佳と一緒に都内屈指のオタク街を巡るという話になります。
メイド喫茶や同人ショップをめぐり、果たして沙織子は自分の厄介な体質を克服することができたのでしょうか……?(その後、岬に派手に轟沈されていたような気もしますが)
③【白いフクロウの賢者】
エピローグ後の話、その1です。
岬の頼みを受けて、黎明と風月が熊谷瑠乃亜の救出のために動き出します。
タイトルの白いフクロウは作中で少しだけ登場した『月の魔女セレナ』の登場人物・アルバのことですが、この章では相棒アーテルと共に重要な役割を果たします。
思いがけない格好をさせられた風月の活躍も必見です♪
④【一条和佐の英才教育】
エピローグ後の話、その2です。『英才教育』の意味はお近くの清楚な少女にお聞きください。
岬と渡り合える和佐のルーツもさることながら、第十四章で触れられた栗乃凛が和佐のために製作した衣装がついにお披露目になります! どのような衣装が届けられたのか……それはお読みくださった方だけの秘密です。
……しかしながら、最初は1の上巻の購入促進を狙って、三章までの試し読みの意味で公開したのですが、2の下巻のラストまで出すことになるとは。ですが、ここで締めた方が一番スッキリしているような気もしますので後悔はいたしておりません。
もしよろしければ、今後も【ライラック色の少女たち】シリーズをご愛顧いただければ幸いです。
百合好きの皆様のために、引き続き作品を書いていきます。
ここまでお読みくださり、誠にありがとうございます。
2023年1月28日 斉藤なめたけ