ここ半月ほどは500文字程度しか書き進められませんでしたが(ひどすぎ……)、ようやくスムーズに書ける状態に戻った気がします。書けない時は文章でごまかすのではなく、ちゃんとアイデアが出るまで待った方が良いのかもしれませんね。良いアイデアを文にするのは楽しいですから。
スランプに陥った時の対処法として
・駄文でもとにかく書いてみる
・無理に書かない
という相反した意見をよく聞きます。思い入れのない短編なら前者もアリかもしれませんが、一作の長編に全てを注ぎ込む私としては、後者が合っているようです。
アイデアはすぐに出てくるものではありませんが、長編の場合、面白くもない話を無理に書いて執筆意欲を失うよりはずっとマシだと思います。ペースは安定しないかもしれませんが……
※一応補足しておきますが、作品全体のプロットはあるんです。ここで言うアイデアは、一つ一つのエピソードを引き立たせる工夫のことです。例えばセリフとか、演出とか。
まとめてみると
・駄文でもとにかく書いてみる
……完結させやすい短編向け。執筆時の力みが取れて逆に良い文章がかけるかも。また、文をたくさん書くことによって文章力が鍛えられる(短編が初心者にお勧めされる所以?)。ただ、長編の場合はこの方法だと執筆意欲が持たないかも。書くことが嫌いになってスランプに陥るリスクがある。
・無理に書かない
思い入れのある長編向け。長編の場合は、安定した面白さが無いと読者が飽きやすい(多分作者も飽きる)。アイデア探しでいろんな作品に触れることで執筆意欲が刺激される。継続しやすい。ただ、ある程度の文章力が備わっていないと小説家として成長しにくい。また、ひらめきは運にもよるので、執筆ペースが安定しない。
こんなところでしょうか。スランプ解消法について、自分なりに考えてみました。
「そんな暇があったら小説の続きを書け!」という気もしますが、多分、それだけ執筆意欲が回復してきたのだと思います(笑)。あるいは、今後の自分への戒めとして、書き残しておきたかったのかもしれません。
さて、小説の執筆に戻るとしましょう。