物語の折り返し地点に到達したので、今まで描写してきたわかりにくい小ネタを紹介します。23話に出てくるジョン・ハンターという医者は『ジキルとハイド』のモデルになった人だと言われております。この『ジキルとハイド』は言わずもがな二重人格を題材にした物語です。僕の物語とテーマが合致していると思い、名前を出してみました。しかも59話のタイトルにもしています。あとはジョン・ハンターの兄であるウィリアム・ハンターに関してはお笑い芸人のコンビ名に使っていたり……ハンターと言えばHUNTER×HUNTERなので、ウィリアム×ウィリアムにしてみました。
何言ってるんだコイツってなると思いますけど次いってみましょう。
31話のタイトル鶴の恩返しは鶴が身バレをするお話なのでVtuberのそれとかけてみたり……
あとは前に逃げるという言葉は、関ヶ原の戦いで西軍が散り散りとなり、西軍の島津軍が戦場のど真ん中で孤立してしまい、この時島津軍のとった敵中突破による前進退却をヒントにしております。島津葵というVtuberを登場させたりして島津家を匂わせておりました。また、25話で先輩2人の間を抜けて、朔真が逃げる演出も前に逃げるを意識して描写してみました。
あとはそうですね……見える角度、陽の光、朝や夜などで景色がいつもと違うみたいな描写も結構意識的に取り入れていて、これは人間の多面的な側面を視覚的にも表現しようとしております……
ここまで読んで頂きありがとうございます。引き続き、この物語を楽しんで頂けると幸いです。