9月13日から公開していた「巡洋戦艦大バトル―天城vsレキシントン―」、本日をもって完結しました。
最後までお付き合いくださった皆様、ありがとうございます。
そして未読の皆様、完結しており、最後まで海戦を堪能できますので、ぜひともよろしくお願いします。
この物語を書こうと思ったのは、世界の艦船2020年6月号を読んでいた時でした。今まで、それなりに架空戦記は書いてきましたが、巡洋戦艦を描いたことはありませんでした。もちろん、その戦いも。
巡洋戦艦は火力と速度が秀でた優秀な軍艦であり、主力艦の一つとみなされ、軍縮条約の対象にもなりました。史実の第二次世界大戦でも何度か活躍の機会を与えられました。
ぜひ書いてみたい。どうせならば、未成に終わった天城やレキシントンを登場させて、巡洋戦艦同士で思いきり戦わせたい。そこでスイッチが入って、世界設定、艦艇のスペックを決め、物語を構築しました。
短編に留めたのは、あくまで巡洋戦艦同士の戦いに収めたかったからです。
戦艦の大海戦には、横山信義先生の作品をはじめとして多くの素晴らしい作品があり、今回の作品がその末席に加わることができたら、幸いです。
それでは、また別の作品で。
中岡潤一郎