たくさんの方に災害時の様子を知ってもらえて、とても嬉しく思っております。
本当にどうもありがとうございます。
一万二千字の短編になるはずだったんですが、すでに一万二千字を超えてしまい、順調に文字数が増殖中です。おいおい。
今日更新した「星」は、停電の中でもみんながそろって口にしていたエピソードをエッセンスにしています。
暗闇にいた私たちが、どんな気持ちで空を見上げていたのかを垣間見てくださると嬉しいです。
今日の写真は、停電翌日のホームセンターの入り口前の写真です。
こうやって、ホワイトボードに品切れ商品一覧を書き出してくれていました。
1日目、なんとか乗り越えられるだろうと甘く見ていた私だったのですが、神棚のろうそくの限界を思い知り、なにか照らせるものがないかと買い出しに出たのです。
しかし、大きい懐中電灯は無し。
比較的大きかった、人間センサーつきの高価な間接照明を購入しました。
電池もほぼ売り切れで、かろうじて在庫があったのは単四電池。
それが使えるライトという縛りで探さなくてはならず、全然選択肢がなかったんですよ(泣
意外と防災リュックは売れ残っていて、8000円くらいのリュックを一つ購入しました。
その中に入っていた消毒液は、コロナで消毒液が皆無だった時に役に立ちました。
ホームセンターは、懐中電灯を持った店員さんがお客さん一人一人に付き添ってくれて、店内を一緒に探してくれたんですよ。
ほんと、どのお店もホスピタリティがすごかった。
ホワイトボードの「金魚の酸素石」の文字も、失われていく命を想像させて震えた覚えがあります。