友達から「首のしわがあんまりないね〜」とか言われたことがある。
あれから数年過ぎた今も変わりない。
なんでだろう?? と不思議に思ってたけど、謎が解けたやもしれぬ。
私は、わりと重度のアレルギー喘息持ち。
先日もカメラ入れたらピンクなはずの気管支がどす黒いレバー色してた……しんどい。
先生からしつこい注意点が語られ、看護師さんは追いかけて来て「ぬるめのお湯か、冷たい飲み物がらくだよ」と気遣われた。過去には、休職を勧められたことも数回ある。
たまに窒息しかけたりしながら、喘息の方が危険すぎてコロナなんてどうでも良い程度には綱渡りな生活をしている。その程度にはひどい。
重度の喘息は、未経験者は「ただの咳」と思いがちだが、実際には唾とか鼻水や痰みたいなもので空気の通り道がふさがって窒息する症状だ。
気道にねっとりしたものが溜まると、それがしゃっくりみたいな胸の律動になり、やがて激しい咳込みになる。
つまりは、海で溺れる人が口をパクパクしている……それが咳に見える喘息というものの正体だ。
悪化すると救急車で運ばれて喉に穴を開け、穴から吸い出す……らしい。
私は、そこを汚い話……完全に詰まっても肺活量と首の筋肉で吐き出すことができる。つまりは、生きるために首の筋肉がムキムキなんである。
これが、たぶんしわができない要因なんだろう。
命懸けの筋トレか……。