色々あった2019年を振り返る

こんにちは、あんじょうなほみです。
会社勤めの傍ら、現在、note他にて小説「いつか輝く星になれ」を連載しています。

まだ仕事納めもしていない時期ではありますが、わたし個人としてはとてつもなく「激動の一年」だった今年、2019年を振り返ってみたいと思います。

■■転職したこと

実は昨年も転職をしたばかりだったのですが、この秋に再び転職を経験しました。短い期間で転職に至った経緯はあまり深く書くことはできませんが、直接的かつ大きな原因の一つはわたし自身の体調不良でした。

体調不良をずいぶん前から感じていたのですが、夏を迎える前あたりから原因不明の熱が続くようになり、何件も病院を訪ね歩きました。毎日、午後になると37度後半の熱が出て、仕事をするにも支障をきたすような状態でした。従来の仕事に慣れない業務も掛け持ちすることで、ストレスを感じていたのかもしれません。

 土日もないような激務を続けていくことに無理を感じて、結局秋を迎えたタイミングで転職しました。張り切って入った職場を体調不良という理由で去る悲しさと、結果を出すために試行錯誤していた仕事をたたまないといけないという悔しさで、感情がぐちゃぐちゃになった時期もありましたが、新しい職場での業務が軌道に乗ったことで、ようやくその胸苦しさから少しずつ解放されてきたのがここ最近のことです。
発熱は転職をしてしばらくすると収まりましたがとにかく日々に忙殺され、かつ体調の悪さから自分が今何をしているのかすらよくわからなくなり、この一年半近くはまるで何も見えないトンネルを這って進んでいるような状態でした。

■■念願叶って、執筆をはじめる

 そんな混とんとした状態の中、日々の楽しみだったことが一つ一つ、目の前からぼんやりとして消えていくのを感じるようになりました。
野球観戦、音楽、料理、ショッピング…休日は、何をするでもなく、家でぼんやりと過ごすことが多くなりました。
そんな時「これはまずい…」とふと思い立って、執筆活動をきちんと始めることにしたのです。

 執筆をするということは学生時代からの夢でもありました。ところが、設定を念入りに考えた物語ほどプロットを考えようとすると筆が止まる、ということを繰り返し、手元には書きかけの世界がいくつも溜まっているような状態でした。わたしの手元にあるハードディスクの中には、そんなプロットや設定がいくつも眠っています。
 一度それらのプロットを全部捨て、ストーリーから『自分の書いていきたいこと、長く続けていけること』を模索していった結果生まれた物語が「いつか輝く星になれ」です。

ファンタジー、SF、現代劇…いろいろなモチーフの中から、題材に選んだのは「スポーツ」でした。スポーツが大好きで、そこに関わる選手、スタッフ、ファン、それぞれの姿を描いていきたい。
そんな構想のもとに「いつか輝く星になれ」の執筆をスタートさせました。

■■「いつか輝く星になれ」の現在地

 おかげ様で、模索に次ぐ模索の中スタートしたこの物語は、本日(2019/12/23)時点で54話、16万文字を超える分量になりました。
これまで、全くと言っていいほど筆の進まなかったわたしにとってこれは大切な意味のある数字ではありますが、本来三部作の第一部として書き始めた物語がまだ1/3も消化していない状況でこの文字量なので、作者本人も「どこまで続くんだ?」と思わず苦笑いしてしまうような状況ですが、三部すべてを完結させるために、マイペースに楽しく続けていきたいと思います。
来年には、主人公冴島春奈は(おそらく)高校2年生を迎えることになります。春奈が中学3年の春の時点から物語はスタートしていますが、彼女と彼女を取り巻く人々の物語がどのように進んでいくのか、ぜひ楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

また、来年は新作の執筆もスタートしようと考えています。
作品はハイファンタジーを軸にした内容を考えていますが、新年から具体的な企画を進めていくため、お披露目は春先あたりになると思います。
ぜひ、こちらもスタートしだい、読んでいただけると嬉しいです。

駆け足でしたが、残り数日となった2019年を振り返ってみました。
いいことも悪いこともあった一年でしたが、今後振り返った時にこの一年があるから今があると言えるようになればいいなと考えています。

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