お疲れ様です。
最近なんだかんだで書いたり読んだり出来ずにいましたが復活しました。
・龍
更新遅くて本当に申し訳ありません。もうちょっとです。
・狸
編集しなおして短編集にするつもりです。気が向いたら見てやってください。
応援、レビューをくださった方、特に名指しで申し訳ないのですがレビュー文を書いてくださった黒須友香さま、短編集になって内容が変わってしまいますこと、予めお詫び申し上げます。申し訳ありません。狸も変わらずその中に入ります。
・小話
おいおい小話集も作ります。
・腰
低気圧の接近と共に悪化。低気圧が離れて行くと回復。どうやら敏感に気圧を感じる体になったようです。また一歩、仙人に近付きました。いずれ大気を操れるようになるでしょう。
以下感謝の小話です。
「大明神様、大明神様ー」
「うむ、我こそが、名付け、名付け大明神であるぞぉ」
「今日も天界に新たな命が生まれました。その者たちの名前を頂戴したく参りました」
「うむ」
「では、早速一人目よろしくお願いいたします」
「うむ。ええい! 命名『コシノイタミ』ィィィ」
「承服しかねまするぅぅぅ」
「え、駄目? 駄目かな?」
「いや、駄目ですよ、なんですかコシノイタミって。そんな名前嫌でしょ。腰痛いんですか?」
「まあ、その、腰の痛みに強くなって欲しいなって思って」
「だとしたら肝心な部分が抜けちゃってるじゃないですか。強くなって欲しいって言うか痛みそのものになっちゃってるじゃないですか」
「そっか」
「やり直してください。いいですか?」
「うん」
「では、一人目よろしくお願いいたします」
「うむ。ええい! 命名『カタヒザモモ』ォォォ」
「承服しかねまするぅぅぅ」
「駄目かな?」
「駄目です。え? これなんですか? 痛い部分ですか? て言うかモモも痛いんですか?」
「うん、なんか、腰を庇ってるのかな、妙に力入っちゃって」
「悲惨ですね」
「そうなんだよね。だからそこが強い子になって欲しいなって」
「なるほど。でも駄目です。やっぱり肝心な部分が抜けちゃって、そのものになっちゃってるんですよね。やり直してください」
「うん」
「では、一人目よろしくお願いいたします」
「うむ。ええい! 命名『ヘンズツウツヨミ』ィィィ」
「承服しかねまするぅぅぅ」
「駄目? 片頭痛に強い子になって欲しいって思ったんだけど」
「いやいや、どちらかって言うとこれだと片頭痛が強い子になっちゃってませんか? 願いが裏返っちゃってますよ。あのですね、変な名前だとあとで改名大明神様のところに行かなくちゃいけなくなって二度手間になるんです。大体この間も、なんですか『ナポリタンタベオ』って。改名大明神様笑ってましたよ。ナポリタン食べる子になってほしかったんですか? どう言うことですか? てかナポリタン食べたかっただけでしょ、あんた」
「ごめん」
「いいですか、ちゃんとやってくださいよ」
「うん」
「では、一人目よろしくお願いいたします」
「うむ。ええい! 命名『セナカノコワバリ』ィィィ」
「承服しかねまするぅぅぅ」
「駄目か」
「駄目でしょ。もう名前感もなくなっちゃってるし。やり直し」
「うん」
「では、一人目よろしくお願いいたします」
「うむ。ええい! 命名『オンセンニイキタイ』ィィィ」
「承服しかまするぅぅぅ。あんたの願望じゃねえか! やり直し!」
「うん」
そんな神々の仕事風景。
感謝の小話、名付け大明神