• 歴史・時代・伝奇
  • 恋愛

彼女(?)はトップシークレット完結&また新連載始めます!!

夜明けの時間に失礼します、名月明です!

8月4日から連載していた男の娘小説『彼女(?)はトップシークレット』、昨日無事に完結しました。
「男の娘」タグに引き寄せられた(?)のか、私の児童小説にしてはちょくちょく読んでもらえているみたいです。ありがたい!!
また、完結直後に源氏物語の現代語訳に挑戦中の前田薫さんとラブコメマスターの坂神慶蔵さんからレビューを頂戴しました。前田さん、坂神さん、素敵なレビューをありがとうございます!!

以下、お二人のレビューからの抜粋です。

>作者さんは無類の男の娘好きとして有名です。そんな作者さんの願望や欲望を爆発させた今作。
んんんん!? 私、どこかで男の娘好きって言いましたっけ!? 有名なの!!??(^ω^)
まあ、好きやけどさ!!!

>登場キャラクターも全員個性的ですし、どこまでも読み手を楽しませようという、徹底されたエンターテイメント精神に貫かれています。
ストーリーが破綻する限界ぎりぎりまでぶっ飛んだ内容にしようと決めて、心のおもむくままに書きました。エンターテインメント作品として評価してもらえて、とても嬉しいです!(≧▽≦)


みなさんも、お二人のレビューを読んで興味を持ってくださったら、ぜひ『彼女(?)はトップシークレット!』をご覧ください!!m(__)m


……そしてそして! アキラは性懲りもなくまたもや新連載を始めます!
タイトルは『オレは殿さま!』。これも角川つばさ文庫小説賞に応募する予定の作品で、つばさ文庫小説賞のために書き下ろしました。
これは私の地元・三重県に実在した菰野藩という小さな藩のお殿さまが主人公の物語です。
菰野というと湯の山温泉が有名で、湯の山温泉は今年で開湯1300年だったりします。なので、この小説は「湯の山温泉開湯1300年記念作品」でもあります。まあ、私が勝手に言っているだけですが(^_^;)

以下、小説のあらすじみたいなものです。


            ※   ※   ※


さて! これから拙者が語りますのは江戸時代に実在した(マイナーすぎてだれも知らないけれど)スーパー名君・土方義苗さまの少年時代の物語でございます!
なぬ? 名前の読み方がわからない? ヒジカタ・ヨシタネでござるよ! 新選組の土方歳三とはいっさい関係ありません!

義苗さまは、13歳(今の11~12歳)。伊勢の国(三重県)・菰野(こもの)藩のお殿さまでござる。ご隠居の雄年(かつなが)さまにオモチャやお菓子を買いあたえられ、江戸の屋敷でぜいたくな暮らしをしていました。しかし、そんな若殿さまにも悩みがあったのです。

「オレは殿さまなのに、ご隠居さまが全部決めちゃうから、なんにもできない。領地の菰野に行ったらダメだとも言われている。家来たちはなぜかオレによそよそしくて、相談に乗ってくれる味方もいない。こんなんじゃ、父上と約束した『立派な殿さま』になんか、なれっこない……」

そんな一人ぼっちの若殿・義苗さまでしたが、空腹でたおれていた伊賀のくノ一・ミヤを助けたことによって大きく運命が動きだします。

「殿さま! 助けてもらったお礼に、ご隠居さまの秘密を探って来ましたです!」
「ええ⁉ ご隠居さまがぜいたくしすぎたせいで、菰野藩には9800両の借金があって破産寸前だってぇ~⁉」

自分の領地がいったいどうなっているのか激しく気になった義苗さまは、くノ一ミヤ、家庭教師の南川先生とともにこっそり江戸をぬけだして、伊勢の国へと旅立つのでした。
しかし、菰野藩のことをなぜか目の敵にしている老中・松平定信さまも、同じタイミングで菰野藩を陥れるために隠密を送りこんでいて――。
義苗さまは、吹けば飛ぶような弱小藩・菰野藩を松平定信さまの陰謀から果たして守ることができるのでしょうか……⁉


これは、一人ぼっちでヤル気のない少年だった義苗さまが、「人を愛し、人に愛される、立派な殿さま」へと成長していく名君誕生の物語でござる!
どうか最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたしまするぅ~!


(え? ところでおまえはだれだって? 拙者はただの物語の語り手でござる。別に気にしないでくだされ……)


            ※   ※   ※


……というわけで、この小説では謎の物語の語り手である「拙者」がストーリーを進めていきます。
ちょっと児童小説ではあまり無い手法ですが、「子供たちのために、いかに情報量が多い時代劇を面白おかしくするか」という実験をしてみました。
イメージとしては、ジェームス三木が脚本を書いた大河ドラマ『八代将軍吉宗』『葵 徳川三代』みたいに物語の語り手(江守徹、中村梅雀)がドラマの登場人物にツッコミを入れつつストーリーを進行していく手法を意識しています。

まあ、この実験があっさりと失敗して一次落ちする可能性のほうが極めて高いでしょうが、何事もチャレンジだと思って挑戦してみたいと思います。チャレンジした人間の多くは失敗する運命ですが、チャレンジし続けなければ成功者にはなれませんので(*^^*)


新連載の『オレは殿さま!』は毎日12時12分、19時19分の2回更新予定です。「児童小説で時代劇……?」と興味を持ってくださった方はぜひご覧くださいm(__)m



以上、久しぶりに面白い夢を見たけれど『アキラが見た夢』を執筆する時間がとれないアキラでした!!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する