※6章ラストまでのネタバレ注意※
服用者の1%を超人に変えてしまうレボトキシン薬。その能力者エフェクターには能力段階(エフェクトスケール)がS~Cまでありました。
危険度小 C<B<A<S 危険度大
能力段階S:完全犯罪可能。国家転覆規模の大犯罪が捕まるリスク無しで可能と考えられる。対処できる探偵はごく少数。
能力段階A:逮捕不可能。Sよりも規模は限られるが、探偵などの対人向けに優れた能力なことが多い。
能力段階B:対戦闘になった場面や探偵の捜査が入った時などは弱い立場になることが多い。
能力段階C:人に危害を加えられるほどの力は持っていない。
一方、DI7所属の探偵たちにも階級がありました。作中では、黒瀬レンや大野悟が持っていた第一級探偵のみでしたが、その下もあります。
探偵 探偵(無階級)<第三級<第二級<第一級 名探偵
第一級探偵:トップ7と呼ばれるDI最高戦力。探偵の中の上位0.1%ほどしかいない。レボトキシンの能力を推理や捕縛に最大限に発揮する。国家級の任務や世界での平和維持活動などが仕事の大半。
第二級探偵:知力のみだとトップ7と同等の者もいるが、その差はレボトキシンの絶対的な能力。無能力者もいる。この差は99と100というような僅かなものではなく、0と100ほどの大きなもの。国内のレボトキシン絡みの犯罪の取締を任される。探偵(無階級)の次に人数が多い。
第三級探偵:知力は第二級にも劣るが、能力は第二級を上回ることもある。第二級探偵とチームを組むことが多く、主に暴かれた犯罪者の確保に務める。
探偵(無階級):知力も能力も平。無能力者がほとんど。主に現場の後始末や化学班、情報班、解剖班、シュミレーション班、武器班、教育などとしての仕事を任される。最も人数が多い。
以上2種類の階級でした。
対応関係は簡単で、能力段階S=第一級、能力段階A=第二級・・・のような感じです。少しだけ、能力段階の方が上かな~。犯罪者側を能力段階、探偵側を階級で呼び方を分けてるだけでほぼ一緒の内容と思っていただいて問題ありません。
あ、八咫烏のあの人たちは勿論A以上です。
環境や能力の条件によっては、このランクが覆ることが稀にあります。
↓6章終了時点までに登場した能力
瞬間移動(トランスラダール)……一度触れた物を自分が見える場所に移動させることができる。
探偵の千里眼(プライベート・アイ)……右眼に宿る能力。少し先の未来が視える。予言のような長い先のことは視えない。遣いすぎると眼が開かなくなり、しばらく遣えない。
絶対的な停止(アブソリュート・ゼロ)……自分に触れているものを止めることができる。対称の質量や体積は関係ない。触れている箇所は何処でも良いが、服などを介してしまうと遣えない。
探偵の六神通(プライベート・スプリーム)……トップ7リーダー大野悟の能力。詳細は不明。
愉快な操り人形(ハッピー・マリオネット)……対称のものを自在に操れる。人は死んでいるか、意識を失っているかではないと操れない。
ここで一旦設定資料その1は閉めようと思います!
「探偵の武器は推理だけじゃない。」は絶賛休載中で、少しずつ読みやすいように修正などをしたり、フェーズ2の妄想をしたりしておりますが、とりあえずフェーズ1までをよろしくお願いします。