こんにちは。
連載していた『名探偵S・H』が完結しました。ちょっと更新が滞っていたので、最後は10話ほど一気に更新となりました。エピローグに書いたことが、この話のキモです。
「涼宮ハルヒは意識的にしろ無意識的にしろ、どこまで知っているのか」というところにつながります。驚愕のヤスミの存在的に、当たらずとも遠からずそういうことなのではないかなと思います。
一応補足しておくと、『名探偵S・H』は『ベイカー街の亡霊』というコナン映画を見ていて思いついた話です。うまく加工したつもりですが、気が付いた方がいたらちょっと嬉しいです(笑)
当初は佐々木さん達も出していたのですが、話を簡潔にするため全て削りました。涼宮ハルヒの二次創作を書くときにいつも思うのですが、アニメに登場していない佐々木さんや橘京子・藤原・周防九曜の扱いにいつも困ります。
アニメ準拠で考えると、『名探偵S・H』みたいな感じになりますが、文字で二次創作を書いている以上、原作読者向けに佐々木さん達を出した方が物語に広がりを持たせられるなぁと思うのです。
そこで、さきに原作未読の方でも楽しめる『名探偵S・H』を投稿しました。新作は原作読者も楽しめるよう、佐々木さん達も満を持して登場させます。
なのですが、書いた当時が『涼宮ハルヒの分裂』と『涼宮ハルヒの驚愕』の間の時期のため、ヤスミちゃんについてはほぼ触っていません。
投稿する際の推敲で、毎回大幅に書き直しているのですが、物語に矛盾を生まないよう考えると、登場人物を削ることよりも、増やすことは非常に難しいためです。
ヤスミちゃんが登場する話もあるにはあるのですが、それはまた別の機会に投稿できればと思います。とりあえず、今回の新作は驚愕を読む前に書いた涼宮ハルヒの後日談のような感じになります。
長さ的には『名探偵S・H』よりももうちょっと長くなるかと思います。
お読みいただけると幸いです。