こんにちは。
最近、バ蠱毒にはまって全然小説を書けていません。反省しています。
そういうわけですので、カクヨム連載中で宙ぶらりんのあの異世界ものの設定を固める一環として現在、作中に登場する言語、アポスニアで用いられるアポスニア文字のフォントを作っています。
単にフォントが作りたかったとか、そういうことはありません。決して。
とりあえずここでは自分用メモとして、Inkscapeでオリジナルフォントを作成する手順を適当に書いていきます。
1. Inkscapeを起動
2. 「ファイル」→「ドキュメントのプロパティ」→ページサイズの設定(数値はお好みで)
3. 画像取り込み、もしくはペンツール等を使って中央の□に文字を書く。※私はカリグラフィツールで直接書いてますので画像取り込みの方法についてはほとんど知りません。
4. (お好みで)書いた文字の調整
5. 「オブジェクト」→「フィル/ストローク」→フィルを「単一色」、ストロークを「塗りなし」に設定(なぜかこれで上手くいった、というだけで必要があるかどうかは不明)
6. 書いた文字を選択する(必要な場合はグループ化しておく)
7. Ctrl+K→Ctrl++→Ctrl+Alt+C(なぜかこれで(以下略))
8. 「テキスト」→「SVGフォントエディター」→「新規」→「フォント1」→(ファミリ名をお好みで設定)
9. 「グリフ」→「グリフを追加」→追加されたグリフの右側の欄(「マッチング文字列」)に割り当てたい文字を入力
10. 書いた文字を選択する→「選択オブジェクトから曲線を取得」
11. プレビューテキストを編集して文字が割り当てられたことを確認する
12. 以下、3~11の繰り返し
ざっくりと書くと、こんな感じで作ってます
ちなみに「マッチング文字列」の欄には(文字列、とあるので当然といえば当然ですが)複数の文字を指定することもできます。ただし、仮に以下のような状態の場合、
グリフ1 k
グリフ2 a
グリフ3 ka
プレビューテキスト:ka
プレビュー欄にはグリフ1、グリフ2に割り当てられた文字が表示され、グリフ3に割り当てた文字は表示されなくなってしまいます(グリフ3よりもグリフ1の方が優先して読み込まれるためだと思われる)。
その対策として、私は以下のようにしています。
グリフ1 K
グリフ2 A
グリフ3 ka
プレビューテキスト:ka
(Aも大文字にする必要はないかもしれませんが、統一感を出すために大文字にしています)
フォント作成はまだまだ始まったばかり……というより、フォント作ってるうちに書き直し版の第一章が書き上がりそうな気すらしてきているので、はやいところ小説の方をしっかりと進めていけたら、と思います。