もってぃ

おまたせしました。
「秋、空高く…。あの日の君を忘れない」の１・２話と最終話を拝見させてもらいましたので、感想をば。

　良かった点
・文芸作品としてよく雰囲気が出ている。
・背景やキャラの描写が丁寧で良い。

　気になった点
・地の文が高確率で「～～た。」で終わるので変化をもたせた方がいい。（情景やセルフ前の説明は特に）
・文字数・情報過多。もう少しシンプルな文章、１話あたりの文字数も少なめにしたほうがカクヨムの読者層にはあうかと。

　その他
　季節もちょうど秋。私の住んでいるところもちょうど足を伸ばせば明治村に行ける距離なので感情移入しやすかったです。
　文法に関しては私は良いと思いますが「小説の基本」からは外れています。改行や台詞回しだけみて即座に切る読者もいるので、そこはもしかしたら損しているかも。
　これだけの文章ならもっと評価されて良い作品だと思いました。ですが、やはり読者層や「投稿サイトのシステム的に初動で伸びないとこうなってしまう」の典型にハマった印象は受けますね。作品としては現在の評価ポイント以上の価値は間違いなくあるので、今後もがんばってください。