5月19日に開催される文学フリマ東京38に出店応募をしていました。抽選の結果、ありがたいことに出店させて頂く事が決定しました。
歓喜の舞を踊りながらも、書かねば……というプレッシャーと格闘しています。
初めて文フリというイベントに足を運んだのが去年の9月、大阪で開催されたものでした。車で仲間とひたすら高速を走り(運転は常に自分という快楽に近い苦痛)、片道6時間の旅を経て足を踏み入れたその世界は、とても輝いていて、眩い素敵なイベントで。数々の心躍る本との出会いに歓喜しながらも、焦りのような、悔しさのような、そんなモヤモヤが胸の内で漂い、僕の心を急かしました。
会場を後にした僕達は喫茶店に入り、それぞれ手にした本を語らい合いながら、僕は想いを口にしました。
「絶対に文学フリマで自分の本を出したい」
それから半年、よもやあっという間のチャンス到来です。
自分が書いた物語が本になる。こんな素敵なことはありません。
僕は宝物を作ります。それを皆さんと共有しに行きます。月並みな言葉ですが、楽しみで夜も眠れません。
月面のようなふわふわとした夢の一歩を、踏み出したいと思います。
話は変わり、新たに短編小説を投稿しました。
タイトルは「仮面を剥がすは雨の魔女」。
ホラーチックなのを書いてみたいな、という欲望から生まれた作品です。
10分程で読み切れるものなので、お暇があれば是非に。