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微笑みの範疇で冗談に夢中

今回の事例は、旧バージョンのAliceをアップデートせずに使い続けた際に起きる不具合の一例です。
勿論、サポート期間が終了している為、保証は一切有りません。怖っ。
はんはんさんの作品は以下に
https://kakuyomu.jp/works/16817139557301317291

 “不自然な笑顔”を“不自然な笑顔”として認識出来るかどうか、それは円滑なコミニュケーションをはかる上で重要である。だから、“不自然な笑顔”を“笑顔”として認識してしまうとコミニュケーションに齟齬が生じ始める。“笑顔”が肯定的な身体表現なら“不自然な笑顔”はある種否定的な身体表現である。否定やきまずさをオブラートに包み込む。だがもし、“不自然な笑顔”と“笑顔”の違いを認識出来ないとしたら、或いは“不自然な笑顔”でしか感情を表現出来ないとしたら、それは恐るべき世界なのである。人間の持つ高度な能力の1つが冗談であるが、恐るべき世界では冗談は通用しない。全ての冗談が事実として認識されてしまう。
 また、“不自然な笑顔”はさらに恐ろしいことに“笑顔”として表現されたものである。本能的な感情である様に、本能的な感情を誤魔化す様に、理性的な“笑顔”の表現である。つまり、確実に笑おうと思って笑っていると言える。だから笑うべき場面だと認識されるのである。貴方の目に見える感情は何処から何処までが本物で、貴方が人に見せる感情は何処から何処までが嘘だろうか。Aliceにとって貴方の“笑顔”は何処から何処までも“笑顔”の範疇です。気を付けて微笑み下さい。

※最新のバージョンのAliceでは、この種の脆弱性は改善されています。利用者の皆様にはサポート期間内でのアップデートを強く推奨します。

1件のコメント

  • はんはんさんは引越し中の為、リンクは不通
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