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『冬のミルク』が純粋なのは、成分無調整だから

バックホーンの『冬のミルク』の話。
純粋さは不純物が無いとかそういうことじゃない。自然に存在する状態のままでそこにあるということ。もしかしたら、ゴミや寄生虫がいるかもしれない。ただ、それには何の手も加わっていない。良いか悪いかじゃない、純粋という概念である。
まぁそれは置いといて、『冬のミルク』について考えたい。実のところこの歌の歌詞には、明確な意味は無いんじゃないかと考えてる。それはこの歌が誰の視点の歌なのかという私の妄想に結び付いている。1箇所を除いて、この歌はこの歌を聴いている人の視点で描かれている。だからこそ明確な意味は無いが、景色を鮮明に想起させるぶつ切りの情景描写が目まぐるしく並んでいる。つまりこの歌自体に意味は無いが、この歌を聴いた時にその人の中には意味のある思い出がある。そして最後にその思い出を『聞こえないふりなんかすんなよと』と怒鳴りつけられる感じ。
聴いた人が思い出す何かが混ざる前の記憶が『冬のミルク』なのかもしれない。
心の中でMV作ってるけど長くなるから書きません。

ついでに、そういえば画像貼れる様になってたなぁということで、試しに新しいアイコン画像作ったので古い方を貼っておきます。

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