連野純也さんの彩色少女
https://kakuyomu.jp/works/16816700428412906814異能力と言ったらバトル物、ということでさこゼロさんが書いた話の世界観を踏襲した作品。本文以外にも連野純也さんの近況ノートにちょっとしたエピソードがあるのでそれも見て欲しい。
元々、重力少女の時から色々と戦闘向きじゃない縛りを設けたりしてたんだけど、戦闘に向かない異能力の行き着いた先が色を操る能力である。そんな私の意地悪な考えに反発する様に、強きで好戦的な玉虫イロハに仕上がっている。ただ、実際に戦うのは相棒の千裂カケルである。カケルにはイロハに無い戦う力があり、イロハはカケルを動かすほどの闘争心を持っている。そして、カケル以上にカケルの力を信じている。あと、イロハは絶対色覚を持つと言う。これの意義は、敵であるトワイライターの性質を定めると考えやすい。恐らくトワイライターは擬態能力や遮蔽能力を有する個体が多い。短い活動時間で効率的に動く為である。その擬態や遮蔽を無視する絶対色覚は、的確なカウンター能力になりえる。そして逆に色を操ることで、相棒のカモフラージュやクローキングが出来る。結構面白い関係性が出来上がっている。
ちなみに、4人目の少女の呼び名としてカケルは有りだと思っている。ただ、連野純也さんは駆と言う漢字でカケルを想定してた見たいだし、今の時点で4人目の呼び方が決まるとちょっと難しいので、そこは保留。
まぁイロハの容姿が自分で思ってた感じに近いのもあって、4人目の容姿を勝手にカケルで考えてる。
ついでだけど、色を操る能力については本当の始めは催眠術と言うか脳の認知機能を弄る感じを想定したんだけど、イロハの名前とか色の式とか考える内に、光を操ったり目の機能を操ったりしても良いかなって、心の内に秘めていました。