2025年大晦日。
『フェイクスター/YUICA♡』、全90話・48万字の物語が完結しました。
まず、完読までお付き合いいただいた皆さんへ。
本当に、本当にありがとうございます。
48万字という長い旅路を、最後まで一緒に歩いてくださったこと。
それがどれほど嬉しかったか、言葉では言い尽くせません。
そして、毎話コメントをくださった方々へ。
皆さんの存在が、90話を書き切れた本当の理由です。
更新するたびに届くコメント、感想、考察、ツッコミ。
「読んでくれている人がいる」——その実感が、どれだけボクの背中を押してくれたか。
心が折れそうな時も、皆さんの言葉を読み返して、また筆を取ることができました。
本当に、ありがとうございました。
また、ギフトを贈ってくださった方々へ。
改めて、心より感謝申し上げます。
皆さんからのギフトは、作家として何よりの励みになりました。
「この物語に価値がある」と認めてもらえた気がして、何度も救われました。
思えば、この物語を書き始めた時、最終話までの構想はあったものの、本当にここまで来れるとは思っていませんでした。
36歳の陰キャが誤配信で罵倒VTuberになる——そんな出オチみたいな設定から始まった話が、MCバトルを経て、ロックフェスの舞台で8万人の前に立つまでになるなんて。
でも、最終話の景色だけは、最初から決まっていました。
あの舞台に美咲を立たせるために、48万字を積み上げてきました。
連載中、何度も心が折れそうになりました。
特にMCバトル編。
韻のリリックは超ハードだし、読者が離れていくのが目に見えて、「やめた方がいいんじゃないか」と何度も思いました。
でも、止まれなかった。
セイラが「倒れても止まらない」と決めたように、ボクも止まれなかった。
結果として、それが正しかったのかは分かりません。
でも、最終話を書き終えた今、後悔はありません。
これらの本音と制作秘話はあとがきも書きましたね。
物語の設計のこと、名前に込めた意味、円環構造の種明かし——
あとがきはネタバレ全開なので、最終話を読んでからご覧ください。
そして、もし二度目を読む機会があれば、きっと景色が変わるはずです。
そして、一つお知らせがあります。
じつは、FAKE-3が主人公ではない——同じ世界線、同じ時間軸で描かれる「もうひとりのフェイクスター」のスピンオフ短編を書き終えています。
間もなく公開予定ですので、ぜひそちらも一読いただければ嬉しいです。
本編とはまた違う角度から、この世界を楽しんでいただけると思います。
最後にお願いです。
もしこの物語が心に残ったなら、星やレビューで光を灯してください。
皆さんの声が、この物語をまだ見ぬ「美咲」に届ける力になります。
フェイクスターは、皆さんの光で輝く物語です。
「ここからは、あなたの革命だ」
完璧じゃなくていい。不完全なまま、進んでください。
2026年が皆さんにとって良い年になりますように。
そして——また、どこかの物語でお会いしましょう。
月亭脱兎
