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六道輪廻の7番目 その2

考えていくうちに誰かが呟きました
その為にお供えがあったのでは、っと
そして私の武装神姫の誰かが言いました。私が持っていたガチャトイのフィギュア飯でいけるのではと。
理論上は考えられます。アマテラスの息吹で付喪神が目覚めたのであれば、フィギュア飯にも神気が着き、ご飯が食べられるはずです。
これで皆がオタク連合として立ち上がりました。例えば、西洋ではパレードが行われます。休憩として子供達におやつを食べさせます。霊は子供によく付くそうですから、それでお腹が膨れるかもです
お供え文化はアジアだけでなく、西洋でもあるそうです
皆が皆お供え合戦を始めました。私はとりあえず、フィギュア飯で豪華な食卓を組、美プラで楽しそうな飾りつけを行いました。
果たして効果は出ました美プラの付喪神が巫女のようになり口寄せで霊のお腹が膨れたのです。
とりわけ牛丼フィギュアは人気でした。こってりした肉と大盛りの飯を嬉しそうに食べていました。
私は鬼達に命じてみました。暴れる予定も無いなら、道端で倒れている霊がいたら回収し、私の様な家やお山、果ては寺社にも運ぼうと
しかし、鬼が寺へ来たら大問題です。そこでまず力の強い鬼が正装し、高僧へ参ればと提案しました
私はてっきり高野山や大寺院の僧だけだと思っていました
私の所にも改まった強い存在が散歩中に来ている事を感じたのです

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