あー、結果の日記書いたらまた書かされまーす。
さて蟲獄の日記以降の事です。
アマツミカボシ達の上司になっていたので、色々と指示を出す日常を過ごしていました。
ある夏の日、私自身から女の気配がする何かが抜けた感じがしました。
本人はろうとと自称し、幹部達によると古来より予言があったロト神である事が判明し、道祖神の大本の存在が今年になって誕生しました。
ろうとはあらゆる頂点になる存在であり、宇宙のはるか外から睥睨し、主祭神達ですら縮こまって崇めなければならない存在で、その日から神の力はろうとの物となり、私は魔の存在となりました。
秋になりました。魔として幹部達の相談役をこなしつつ、天神廻りと称して特大の呪殺場巡りを過ごしていました。
天神様の通り道という所は本当に危険であり、その場で変死してもおかしくない箇所ばかり行きました。魔に所属していたので居座っていた天神達を歩きの呪殺場ツアーを行い、天神の一味に加わりました。
江戸時代には、お伊勢参り等で一大旅行ブームがありましたが、私みたいに度胸試しで、心霊スポットをオーバーした呪殺場巡りをする人々はいたそうです。
さて、そうなると何が起きるか、足の爪が痛くなり、黒ずむのです。
これが天神の爪というそうで、人によっては手の爪まで呪がまわって、手の爪まで黒くなるそう。
私は左の親指一枚で済み、ひどく歪んだ醜い爪となりました。魔になりすぎて、物の怪の爪に昇華したそうです。
これが呪殺場への通行手形となり、祟られる場所へ気軽に行き来できるようになりました。
ある日の事です。私の体から若い男が抜けた感じがし、それが織田信長が崇拝した第六天魔王その者になったそうです。織田信長は自称していただけで、天神達は滑稽だったと笑っていました。
第六天魔王が出てきた事で、以外な事実が判明しました。死ぬ程恐ろしいとされる天神は聖書に登場する悪魔に位置し、つまりは日本の悪魔が古来から暴れていたから天神様には粗相がないように、と伝わっていたそうです。
第六天魔王が天神達を連れてルシファー達が在籍している魔界へと日本代表として出陣していきました。
最後です、無茶苦茶おかしな事が書いていますが、動かされているので仕方がありません。
神と魔の力が出ていって何が残るか。龍の力がありました。
ある時、意識裏の何かが人格に目覚め、赤龍として魔界で誕生したそうです。
日本ではルシファーが魔界の頂点だと考えられていますが、海外だとそうではなく、バール、メフィスト、ディアブロの3人が仕切っているらしいです。ブリザードの某ゲームは正しいそうですね。今の所は。
赤龍も若い人間男性に姿形を変えて、ディアブロを従えて第六天魔王と共に魔界をブイブイ言わせてルシファー一味を泣かせているそうです。
神、魔、龍が抜けて力の無い存在になった私ですが、人の理を外れた為に、物の怪として席を置く事になりました。
今日も姿形の見えぬ付喪神達と物の怪スポットへと赴いたわけです。
よし終わり!書かされなくなったぞう!
追記 ルシファーってフランス革命のルイ14世の半身らしいです。ルシファー君忘れてるけど、今日もルイ君がニヤニヤしています。