こんにちは。
時雨青葉です。
まず、ごめんなさい。
今週更新予定だった『世界の十字路』19巻ですが、1週間更新が後ろとなります…
仕事が忙しくて、通勤電車の中で寝オチしまくっていたというのが大半の理由なのですが、『竜焔の騎士』のPV5,000記念のおまけストーリーの執筆を優先させていただいたというのもあります。
『竜焔の騎士』は、すでに大分先の分までストーリーを下書きしてあるので、こちらについては仕事が今以上に忙しくなっても、しばらくは更新が途切れる予定はないです。
そういえば、とてもありがたいことに、本日更新の『竜焔の騎士』にコメントをいただきまして、それがとても感慨深かったので、ここで少し登場人物についてお話を……
自分は基本的にどの作品でも、登場人物に一つのテーマを与えて人間性を創り上げています。
最初こそ〝書き始めれば、何か見えてくるだろう〟理論でとりあえず書くんですが、作品の成長と共に、登場人物の主軸も出来上がっていく感じでしょうかね。
そして……それをぶっ壊していくのを楽しむんですがね(笑)
そのテーマを明確に言語化したことはないのですが、キリハが〝純粋無垢〟であることは言うまでもないですね。
そうすると、今回憎まれ野郎のジョーは、ある意味〝盲目〟という言葉が当てはまるかもしれません。
キリハのキャンバスは真っ白。竜騎士として宮殿に来たことでそこに色んな色が塗られていき、その色を吸収して、彼はこれから、彼自身の人生というものを創り上げていく段階です。
それと同じように例えるならば、ジョーのキャンバスは様々な色でめったくたに塗りつぶされて、真っ黒といった感じです。
それ故に彼は、キャンバスの中に新たな色というものを見つけることができず、自分が自分なりに辿り着いた結論を疑わず、盲目的になっているのではないでしょうかね。
そんなジョーはいい意味でも悪い意味でも思いきりがいいので、時には「こいつ、最低だ!!」と思われるシーンもあるかもしれません。
まあ、今は好きなようにやりなさいな。今後キリハの純粋ビーム＋αの刑に処して、お前には散々苦悩してもらうからよwww
サーシャ、ルカに続いて、キリハがジョーにどんな変化を与えていくのか。それもまた、今後の物語で描いていけたらなと思っています。
ただまあ、登場人物たちの姿がどう見えるかは、読者さんそれぞれ。読む方にとっては「こいつマジで嫌い(怒)」みたいなのとか、出てくると思います。
その際は、そいつが出てくるシーンは読み飛ばしてもらって大丈夫です。
リアルの世界も物語の世界も、こう解釈するのが正解、みたいな答えはないですからね。
そういった他の方の自由な解釈を覗かせていただくのも、自分としてはとても楽しく、勉強になるのです。
それでは、本日はこの辺りで。
また明日から仕事が忙しくなりそうですが、もし機会があれば、登場人物の人物設定について語る機会を設けたいなーと思います。
残り短いですが、皆さまよい休日をお過ごしください。