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楔型文字使用に後悔……しんどい!

最新話85話更新しました。が!!

前話でメソポタミア文明で使用された楔型文字を使用しまして、火の意味の文字はあったから良かったのですが、85話では氷の意味の文字を使用したいと思ったところ……無い。

メソポタミアの言語では、氷どころか寒いと言った言葉が無いのです……。
ええ~~!?ちょっとぐらい寒いと思った事は無いんかい!と文句を言いつつ、代わりの言葉を探って、3時間以上時間を費やし何とか表現しました。

「𒌨,𒆗,𒆠𒂖《noun en ml》」これは、シュメール語の「水、鉄、鳥類」を組み合わせた文字です。水が鉄のように硬くなる、氷はこれで表現できたのではないかと?
鳥類は翼として「氷翼」との表現ですけど、これで大丈夫ですかね?

それと「𒀀𒇉𒌓𒄒𒉣《Purattum》」こちらは「プラトゥム」と読みまして、ユーフラテス川、もしくは大河の意味です。上記と合わせて、氷の大河の意味が作れたのかと思います。

「プラトゥム」はバビロニア、アッカド語。シュメール語では「ブラヌナ」。
どちらもメソポタミアの使用言語なので、響きのいい「プラトゥム」を採用しました。

と、数文字にかなりの苦労、使用したことに後悔の念が……。
誰もやってないだろうと、同時に浪漫を感じ、ぶっ込んでみたものの……。
翻訳きっちぃぃぃ!!!しんどい!!失敗した~~!!

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