どうも、かなでです。
あとがき……とまではいかないですが、カナタについて語ろうかなと思います。
☆ 主人公・アリア
……これは語らずにはいられない。たぶん私の作品の中では屈指の聖人じゃなかろうかと思います。本当に私の主人公(こ)か!? と思うくらい、夢にひたすらひたむきです。
私も見習いたいくらいで、アリアの物語を書いていると、夢に向かって歩みを止めたくない気持ちになります。色々あったものの、何年か越しに彼女の物語を再び書けて良かったなと思います。
名前はね……カナタを書いてた時にずっと聴いてた曲から、そっといただきました。……全然、アリア(独唱)ではないよね。
☆ いつもの「ふわっとエンディング」
私の作品の中では数回に一回はやって来る、ふわっとエンディング。……まぁ、本人的には、あれはあれで結構満足してたりする。
カナタについては、鍵を握るのはやはり、「とあるワンダーの手記」でしょうか。あえて冒頭に置いてますが、あれはFlight ∞を読まないと、意味は分かりませんよね? 最後まで読んで「手記」に戻ると、アリアがどうなったのか垣間見えるのではないでしょうか。
☆ アリアとアルスのふたりの関係
……あ、これを語る前に、アルスに謝っておこう。本当言うと、かれの愛称は元々「アル」だったんですけど、別で使ってしまいましたので、被るのもあれかな? と思って「アルス」になりました。ごめんね。
さて。アリアとアルスは結局どうなるのか作中では語られてませんが、ふたりの中ではFlight 6のあのシーンで割と完結しているのではないかと思っています。
結構私の作品は恋愛多めで、カナタのようにうっすらしか恋愛語られないのは珍しかったりするので、あえてあのままいきました。……だけど、私はふたりのあの関係、結構気に入ってたりします。
まぁでも、(蔵出しですのでね)当時書き上げた日も、今日完結した時も、たぶんアリアとアルスが憧れの「地球」に来て、ふたりしてどっかで青空見上げながら歩いてるんじゃないかな〜なんて想像してました(イラスト再現大歓迎) ……あ、もちろん、リヅォさんも一緒にね。
☆ 掘り下げについて
そんなこんなで、アリアとアルスをくっつけてくれー! なんて声があったりするんじゃないかなと思って、アルスの本名である「デュラス」はちょっとしたこだわりがあってつけてたりします。
まぁ、あの星の設定、(控えめに言って)よくできてるので、普通に考えたら、あのまんまだとアリアとアルスはくっつかないじゃないですか。……なんて考えたら、頭の中をちょっとかすめたんですよね。――ぼっちゃんが、アリアと〇〇するために、あの星を治めるトップの息子と奮闘する姿が。
やるかどうかはともかく(おいっ)、そのトップの息子が変わり者でぼっちゃんを「デュラス」と呼んでましたので、その可能性を込めてそう名前をつけてます。
……まぁ、私は元々、アリアとアルスはいくとこまでいってると思ってるんですけどね(逃げてる)
あと、本編も大分悩んだんですよね。
とりあえず、すごくあれでも完成度高いので、そのままいったんですけど、もうちょっと掘り下げられそうだよなとは自覚しております。
カナタは語れるくらい、楽しかった作品の一つなので……。んー……約束はしませんよ? いつか、掘り下げる可能性はある、かも、しれません。――だから、その時が来たら、上の番外編もやる、かもしれない、くらいに思ってて下さい。
☆ 舟の名前
長くなって来ましたので、最後に、質問多そうな舟の名前について語りましょう。
結局、アリアは舟の名前を何て書いたの? って聞きたい方多いんじゃないでしょうか。
――そうですよね、本編ではあえて出してませんからね。答えは……一番、目に入るところに実は置いてあったりします。まぁ、三択ですよね。皆様がこれだ! って思うのを選んでいただいて結構です。
ちなみに、私は修正前から一択ですけどね、今も「そう」としか書いてなかったし。
さて、長くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました!
また、アリアを可愛がって下さり、ありがとうございました! 少しでも、彼女に励まされたという方がいらっしゃいましたら、アリアも喜ぶんじゃないかと思います。
皆様、ありがとうございました!