KACの三発目は、一万字一気書きというのを試してみました。
『箱』はこれまでも何度かモチーフにしてきたので、個人的に思い入れのあるお題です。えとわでは『ぱっけーじ』というサブテーマにして、いくつか話を編みました。その一つ『無性』がルイを生み出し、それが『レンタル屋の天使』シリーズに発展しています。
三十年くらい前には同じタイトル『箱』で、詩文が箱に見える変則定型詩を編んだりしています。
人を箱にたとえる発想は、普遍的でありながらいろいろな話のネタ元になりますね。
ちなみに。若い頃引越しバイトを何度かしましたが、箱ものの運び出しや納入だけで済むのは本当に楽でした。……本以外は。(^^;;