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エアコンと罪のわたし

https://kakuyomu.jp/works/16817330653663874160/episodes/16817330658633864719
わたしの部屋には、10年くらいエアコンがついていませんでした。だからエアコンのついている部屋で寝る。
これだけならば幸せじゃん!というところですが。
仕事で苛ついている家族が愚痴を言ったり、時に暴れたり、とにかくフラフラするまでお酒を浴びていて。部屋は電気がつけっぱなし。大音量で流されている、家族の気晴らしのAKB48の曲。もう一部屋は他の兄弟でいっぱいで人口密度が高くどっちにしろ寝苦しい。
完全に眠れない。
そんな日々、どうせならエアコンのない部屋で休んでいた方が幸せというものです。
しかし、夏。それは下手したら六月から九月くらいまで残暑も厳しい。真夏日なんて毎日のこと。ある日、わたしはとうとう気が狂い、
母の嫁入り道具の鏡にアイロンをぶん投げて、夏の夜、盛大に割りました。
毎日汗だくでした。ことしも、夏が来ますね。
その前に梅雨か。

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