• 恋愛
  • 歴史・時代・伝奇

「いつかアポロになれたなら」について(ネタバレ注意)

『いつかアポロになれたなら』の小ネタやネタバレなどです。未読の方はご注意ください。

○名前について
・土田日和
「土」は十一が由来。なぜ十一なのか。それはタイトルにヒントがあります。日和は「日」から。

・服部浩太
「月」が含まれているのでこの字にしました。

○ピアノソナタ「月光」を取り上げた理由
作者ではなく、後世の人のイメージによってこの通称がつけられたため。舞台上の服部の姿に囚われる日和を描きたくて、この曲にしました。後は恋と同じく、月も人を魅了するため。

○サティ「ジュ・トゥ・ヴ」
元はサティによるシャンソン(歌曲)。「あなたが欲しい」「あなたが大好き」というように訳されます。

○日和と服部が行ったタルトのお店
大阪・梅田の茶屋町にある「ア・ラ・カンパーニュ」というお店が元ネタです。

○ブラームス「ラプソディ第1番」
しょっぱなから振り回されるような曲です。時に明るく、時に悲観的に。是非聴いてみてください。

○2人のこれからについて
想像にお任せします。

○作業用BGM
・ベートーヴェン/ピアノソナタ第14番「月光」
・ベートーヴェン/ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」
・ベートーヴェン/ピアノソナタ第23番「熱情」
・ショパン/ピアノ協奏曲第2番
・ブラームス/ラプソディ第1番
・グリーグ/ピアノソナタホ短調作品27
・ベルリオーズ/幻想交響曲
・ラウタヴァーラ/ピアノソナタ第2番「火の説法」
・ヒナステラ/ピアノソナタ第1番

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
今回取り上げた曲はどれも素晴らしいものばかりです。読んでくださった方が「聴きたい!」と思えるような話が書けていればと思います。気になった曲があれば、是非聴いてみてください。


2件のコメント

  • 播磨光海さん、はじめまして。このたびは企画に参加させていただきありがとうございました。
    クラシックがご趣味なのでしょうか、ロックには詳しくないとのことですのに、最後まで読んでくださってとっても嬉しいです! レビューまでいただき、一言お礼を云いたく書きこませていただきました。

    別に本編があるシリーズものの番外短篇集、というと、普通いきなり読もうとはあんまり思われないだろうなと自覚しつつ、最初の三話は本編より前のお話なのでこれだけでも読めるかな、と企画に参加させていただきましたが(長篇26万文字よりはマシかと;)、まさか最後まで読んでいただけるとは思っていませんでした。
    そのうえレビューまで書いていただけるなんて……! 読むとチェコに行きたくなる、というのも、プラハに憧れてやまない私にとってはとても嬉しいお言葉です。
    今後の励みにさせていただきます。本当にありがとうございました。m(_ _)m
  • 烏丸千弦さん、はじめまして。コメントありがとうございます。こちらこそ、『いつかアポロになれたなら』をお読みいただきありがとうございました。最初の三話で「面白い!」となり、最後まで読んでしまいました。本編も楽しく読ませていただきます。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する