こんにちわ、こんばんわ。
台風の爪痕がそこかしこに残っておりますが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
道草です。

本日、「片翼の天狗は陽だまりを知らない」が完結いたしました。

この話はものすごく語りたいことがあるお話になったので、ちょろっとだけおつきあい頂けましたら幸いです。
まずこのお話を書いた経緯なのですが。さかのぼること約二ヶ月前。Twitterで私がお見かけしたモノクロのイラストが発端でした。
以前からうわぁすきい!とファンだったイラストレーターさんで、こっそり覗いては萌えの栄養にしていたのですが。
翼を持ちながらも顔は天狗ではなく、天狗の面をかぶった少年が、ひとりぼっちで涙を流すそのイラストに、心臓をぶち抜かれまして。

この男の子が幸せになる話を読みたい!あったら言い値で買う!(要約)という萌えの丈をぽちぽちとツイッターに書き連ねましたところ、イラスト主のルンベル先生がつぶやきで「読みたい」と叫んでいた大人バージョンをね。描いてくださいまして。
……萌え転がるしかありませんよね???

というわけで、自主的に言い出しっぺの法則を適用し、気がついたら二日くらいでプロット九千文字分を積み上げて、全部そっちのけでこのお話を書いておりました。
ネタだしから約一ヶ月で書き上げたのはたぶん私最速だと思われます。
私のぶしつけな改変だったにも関わらず、ネタ元であるルンベル先生が楽しんでくださいまして。表紙絵だけでなく数々の静真くんや陽毬さんのイラストをくださり、そのたびにコロンビアポーズだったり、無理、尊い……とオタクモードになっておりました。
ルンベル先生ありがとうございました。めちゃくちゃ楽しかったです!!!

いやもうこの静真君がかわいくて仕方がなくて。全力で幸せにしようと心に決めつつ千尋の谷から突き落としていましたが、最終的にはハッピーエンドになりました。
最初から最後まで趣味を貫こう。と決めておりましたので、もしかしたら最後の対決の際、静真君が片翼になったのはちょっと痛いな、と思われるかたもいらっしゃったかもしれません。ご了承ください。

最後の一話は、書き上がった当初はなかったのですが。もうちょっとだけそのあとが欲しいなあと、私が名残惜しくなってしまいまして付け足した次第です。
ちょろっと出ている妖怪の親分さんやら先輩は、私がほかに執筆している現代妖怪モノから出張してもらいました。
ええ、豆腐屋紅葉と、銭湯通いの雪女です。
たぶん、静真くんは雪女に思いっきりかまわれて、親分さんには虚実織り交ぜて人間の常識を教えられているんだろうなあと勝手に妄想しておりました。

さて、静真君と陽毬さんの物語はこれにておしまいです。
連載中、感想をくださった方。誤字脱字報告は特に助かりました。というか勢いのままに書いたせいで取りこぼしてしまってもうしわけない……。
次は何にしようかなぁと考えてはおりますが、また間が空きそうです。
ひょこりとなにか投稿いたしましたら、あ、元気に萌えてるな。と読みに来てくださいましたら幸いです。
ご愛読ありがとうございました。


道草家守