ハヤシダノリカズさま
このたびは素敵なレビューコメントをありがとうございます😭✨
「テキストDJ」でも拙作をご紹介いただいていたハヤシダさまから、まさかレビューコメントまで頂戴できるなんて!ハヤシダさまのお心遣いが詰まったお言葉の数々に、胸を熱くしながら何度も読み返しました。
>社会学は今のところ、哲学と同様に一般的ではありません。とても広い学問であるが故に、ふわふわとしたイメージで、一般的には【すぐに何かの役に立つ学問ではない】と認識されているように私は思っています
頂戴したレビューコメントの一行目から深く【頷/肯き】ながら拝読していたのですが、特にこちらの部分を拝読した際は、思わず「そうなんです、そうなんです!」と声に出してしまいそうになるくらい、賛同いたしました。
世間一般の社会学のイメージはやはり「扱う範囲が広すぎてふわふわしたイメージ」「すぐに何かの役に立つ学問ではない」に集約されるかと思うんです。
哲学はとっても面白くて有用な学問だと私は考えているんですが、他方で社会学も(哲学のように)もっと一般に普及してほしい、みなさんの興味の対象となってほしい、その面白さや有用さが広まってほしいと強く願い、社会学小説を執筆してきた身として、ハヤシダさまからの
>【有用か無駄かと問われれば有用であるのだろうけど、その学問に触れる事で、即、何かの役に立つようなものではない社会学】というモノの魅力を、少年少女の生き辛さを背景に、私たちにやさしくおもしろく教えてくれるステキな作品です
とのお言葉には、「私がやろうとしていたことが、少しでも表現できていたのかな」と報われたような嬉しい気持ちが込み上げてきました。
レビューとは、一般的に「評論」がメインとなると思うのですが、ハヤシダさまの文筆力の高さや読みの鋭さが詰まった「論評」の中に、たくさんの温かい激励を込めていただいたような気がしまして、繰り返し拝読しているうちに、改めて私が社会学小説を書こうと思った動機――初心を思い起こすことができました。
これはあくまで個人的な考えに過ぎませんが、
コメントでもレビューでも、誰かに言葉を届けること――特に、その言葉を読む「人」のことを考えて書く文章ってすごくエネルギーがいることだと思うんです。貴重なお時間を割いて、お心を砕きながら言葉を選び、その作品を皆さまに向けておすすめしてくださる、さらには書き手にまでエールを送ってくださる……こんな有難いこと、ありません。
何度申し上げても、この感謝の気持ちをお伝えしきれそうにないのですが、とっても嬉しいレビューコメントを本当にありがとうございました🙇♂️✨