• 恋愛
  • 異世界ファンタジー

欧州国際連盟って…何?

物語共通の裏設定のお話。

私の物語には「欧州国際連盟」という組織の名が時々登場します。
私たちの世界で言うと、EU的な組織にあたるのですが、これをきちんと説明したことがなかったなー、と思い、今さらですがちょっと説明します。

まず私の物語は、国や年代は違えど、すべて同一世界で起きているお話になります。

「欧州国際連盟」とは、私が作るもう一つのヨーロッパに存在する国々の大半、41ヶ国が加盟する欧州の一大組織で、欧州全体の経済や政治、国々の調和、独立国の承認、紛争回避など、由々しき案件を討議・対応するために作られました。

その歴史は古く、西暦1185年にサラヴィアーナ・ヒューリイックという女王を中心とした10人の王が集まり、同盟関係を円滑・強固にする目的があったと言われています。

さらにその15年後、西暦1200年からは6年に一度のペースで、親睦会と称したパーティが開催されるようになり、王族と伯以上の爵位を持つ国の代表貴族が集まるようになります。

場所は、欧州のほぼ中央に位置する永世中立区にある欧州国際連盟の本部。
招かれた王侯貴族たちは5日間の滞在期間中、王族会議に夜会、ご令嬢だけを集めたお茶会、さらにはお見合い、輿入れの打診など様々な社交を行うのです。

子供たちの参加も可能なので、代表貴族の子供たちはここで他国の子供たちと出会い、国籍を超えた友人関係を築いていく。
そうすることで、今ある同盟関係を次の世代にも引き継がせる目的があるわけですが……その辺りはまあ、おいておきましょう。

今まで物語で書いて来た国々は、基本的にこの「欧州国際連盟」加盟国。
メインキャラのほとんどが国の代表貴族に選ばれているので、年代が合えば、いつかのパーティで出逢っていたことでしょう。

そのうち、そういう番外編も書いてみたいですね。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する