芳川見浪

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882081464/episodes/1177354054882554277

突然ですが山岡達が異世界に飛ばされました。
今いるのは不思議な感じのする建物の中、石造りで出来ていてひやりとする。

「ようこそおいで下さった異世界の住人達」

戸惑う山岡達に声がかかる。声の主は恰幅のいい壮年の男性だ、立派な髭が生えている。

「あの……あなたは？」

「通りすがりの村人です」

「通りすがりかよ！」

「ですのでこれで失礼します」

なんてことだ、帰ってしまった。
再び不思議な建物に取り残される山岡達、そんな中、熊木が立ち上がりリーダーシップを発揮した。

「よし！ あたりを調べるぞ！」

その場にいた全員がうんと頷いた。
まずは建物の中からだ。

ここから彼等の異世界冒険譚が始まるのだ。

続く！ (まじで)