備忘録がわりの個人的なメモです。悪しからず。
つい先日、配信を見終わりました。思うことが多く、しかも漠然としており、この気分のようなものをどこかに残しておきたいと思ったのです。忘れてしまう前に……。
ネタバレ注意です。物語を簡潔にしるすと。
同人的な二次創作物のキャラが、自分以外のプロの創作物のキャラを現実に出現させ、世界を滅ぼそうと企図する。それを阻止するためにキャラ同士が、現代の日本を舞台に闘うメタフィクション。
というお話です。
創作者は神と呼ばれ、キャラは被造物とされます。
被造物は神(観客)の娯楽の為、無辜の民が殺戮される戦場での闘いを強いられますが、それが小説やゲーム、漫画であることを知らないという設定です。
まず僕が興味深いと思ったのは、これはギリシャ悲劇の再現ということ。古より芸能とは神の娯楽のために捧げられるもの(奉納物)でありました。
よって僕が抱いた気分を文章にすると、
①芸能と宗教の起源の気分が描かれている
⓶創作の現場においてプロと素人の境界があいまいになり、神々の抗争がはじまっている
③創作は死者にも捧げられるのか?(島崎 由那(しまざき ゆな)の召喚。作中では奇蹟と呼ばれた)
この上記3つの要素が僕には気になっており、これを解きほぐすことができたとき、自分なりの創作に対する新たなパースペクティブとか地平とかが拓けるような気がするのですが、いまのところ曖昧模糊とした気分にしかすぎません。
いずれ時間をかけて取り組んでは行きたいのですが。
にしても、よくこんなアニメを創ったな、と感心します。
以上、個人の戯れ言でした。すみません。