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ロウバイとカボチャ、そしてレビューへの謝意

蝋梅の季節です。
蜜蝋細工のようだから、とはよく言ったものです。
花を湯煎にかけたら、とろけてクリームに……は、なりません。
匂いがよいことだけは、確かです。
父の記憶では、福井の山奥穴馬村では、蝋梅のことをカボチャの花と言っていたとのこと。
初耳です。

さて、レビューをありがとうございます。
街コン公式の方にもレビューがあると、つい最近知りました。
公式と、前回の近況ノート以降にレビューをいただいた方へ、謝意を捧げます。

sundakaori様
 街コン公式へのレビューをありがとうございました。
 若い頃は、地元にどっぷりつかっていても、若さを生きるのが刺激的で、つらいことも含めて充実しているので、かえって地元の良さなどは実感しにくいのかもしれません。
 時間の旅を経て後に振り返ってみた時に、自分の中から何が出てくるか、出てこないのか。そんなことを考えています。

odamaki様
 街コン公式へのレビューをありがとうございました。
 本来であれば、言葉にしなくても表現しなくても、暮らしは其処にあるものです。けれど、自分が其処につながっていると知った時、人は、それを残していきたいと思うようになるのではないでしょうか。 
 これからも地道に記していきますので、よろしかったらおつきあいください。

えん堂様 
 レビューをありがとうございます。
 えん堂様のご指摘の通り、柳田國男をはじめ民俗学は大好きです。その分野の番組も。今回、父の田舎の話をきいて、『遠野物語』などに記されている内容とかぶる部分がしばしばありました。日本の土地のつながりが見えてくるような感じでした。
 老いた人が昔の話を語っているうちに、時にあいまいな記憶から鮮明な記憶が立ち上がってくることがあります。聞いている側が引き込まれるほどにその記憶は迫ってきます。
 そんな語りをそのまま記すこと、語りを物語に昇華させること、いずれもこれからやっていければと思っています。

 追伸 えん堂様の小説を読んで、久しぶりに日本のファンタジーの醍醐味を思い出しました!資料本を読むのも楽しいですよね。勾玉三部作やRDGなども、読み返したくなりました。











2件のコメント

  • えん堂です。
    コメントありがとうございます。
    正直、憧れの作家さんに自分の名前を呼んでもらえた幸せで手が震えました…。
    レビューに書かせて頂いたんですが、美木間さんの作品は、本当に私が読みたくて読みたくて仕方なかった話が目の前に現れたという気分で、見つけた!と、感動しました。
    今も、まだ読んでいない小説を読みたくてうずうずしていて、誰にも邪魔されず浸れる時間のある時に読もうと、機をうかがっています。

    私の書いた話も読んで下さったようで、有難い以上に恥ずかしくて、そわそわしています(笑
    日本のファンタジー、いいですよね。
    好きをどこまで昇華できるかは悩み悩み進めていたのですが、美木間さんの作品を読ませていただいて、まだまだだなと感じましたので、もっと頑張ります!

    美木間さんの作品は、その点でもとても完成されていると思いました。
    人がいて、時間があって、そこはかとない怖さがあって、私は作品の中にいろんなものが混じった、それこそ『遠野物語』のような混濁した雰囲気を感じたのですが、美木間さん流が確立されていると思います。
    その雰囲気をもっと味わいたいと楽しみにしています。
    これからも頑張ってください!
  • えん堂様

    コメントをありがとうございました。

    こちらこそ、えん堂様の古代ファンタジーを読みまして、書きたい!やっぱり自分は書きたかったんだ!と、何ともいえない意欲に震いたちました。読んでいて強く気持ちが揺すぶられるというのは、作品に力があるからだと思います。

    設定も、登場人物も、小道具(箱!)も、ストーリー展開も、全て気になります。
    壮大なひきこまれるような物語世界が、本当に魅力的です。
    舞台の琵琶湖周りは、実際にほとりに立ってみると、現代であっても、なんともいえない抱え込まれるような、ゆるりとした広がりにもっていかれそうになります。淡海のパワー?!でしょうか。
    web小説に慣れていなくて、物語への感想をどちらに記せばよいのかわからず、ここに書いてしまいました。すみません。

    なかなか時間がとれないのですが、じわじわと読み進めさせていただきますね!
    これからも楽しみにしてます!頑張ってください!

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