ツイッター上で自然発生したミステリファンの集い―― 非実在探偵小説研究会(通称『エアミス研』)では、文学フリマ合わせで同人誌を発刊しています。
今回、記念すべき20号にわたしの『第四条』という作品が掲載されることになりましたのでお知らせします。
掲載誌の詳細はこちら↓
https://c.bunfree.net/p/tokyo31/19734『第四条』はアシモフのロボット工学三原則をベースとした『実時間ロボット制御工学四原則』を行動規範とするヒューマノイドの暴走の謎を探るクラシカルなSFミステリーです。
テーマ競作『連続殺人/大量殺人』参加作品ですが、被害者は全てヒューマノイドということでテーマ破りのmikioは健在です。編集長いつもごめんなさい。
アシモフのロボットシリーズには『三原則に支配されたロボットたちが、何故、人類への反逆とも言うべき行動に出たのか。しかも、三原則を破ることなく』という謎を主題とした作品が複数登場します。
こうした作品群は三原則を一般的な理論、ロボットの反逆を特殊事例と捉えれば、演繹的推理の物語とみなすこともできるでしょう。
本作も『実時間ロボット制御工学四原則』を出発点とした演繹的推理の物語です。推理の果てにある光景を是非お楽しみください〜。